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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 4分間のピアニスト 《ネタバレ》 脚本も演出も音楽もキャストも何もかもが、申し分なく素晴しいのに、ラストが腑に落ちない。イイ要素がすべて消化不良になり、ソコソコ面白いレベルに成り下がったカンジですね。「4分間」の演奏が気に食わなかったワケではないんですが。 期待しすぎたのかな?[DVD(字幕)] 5点(2008-09-25 21:46:18)(良:1票) 2. 容疑者 室井慎次 交渉人よか出来はいいと思うんですが、メリハリがユルくてダレる展開と、テンポの悪さが目立つ。主人公を襲う様々な悪意の安易さと物語の中途半端な重さが見事にミスマッチしてて、勿体無い。柳葉敏郎&田中麗奈&哀川翔の好演や他の配役の妙味も、勿体無いカンジ。とりわけ終盤のカタルシスが腹三分で物足りない。もう、このシリーズにすがるべきではないのかも。[DVD(邦画)] 4点(2007-09-18 01:17:57) 3. 善き人のためのソナタ ヴォリュームもテンションも控えめで穏やかな終盤シーンにもかかわらず、展開の見事さに開いた口が塞がらない。皮肉による苦味も含みつつも、静謐で寡黙で感動的なピリオドの置き方が素晴らしい。かつて無いほど感動。泣く暇がないほどの感動って言うのも、あるんだなぁ。蛇足かもしれないが、1973年生まれのこの若き監督、これが初長編作品だという。[DVD(字幕)] 10点(2007-08-23 01:14:24)(良:1票) 4. 陽気なギャングが地球を回す こういうセンスは嫌いではなく、伊坂幸太郎の原作っぽい台詞回しなんかには好感が持てるが何か「特別面白かったか?」と問われれば「そこそこ」としか回答しにくい。配役は面白かった(というよりは豪華で好みなカンジだった)んですが、活かし切り度は低かったような。オープニングのCG全快カーチェイスも、ギリギリでアリかな?と。ま、伊坂作品で落ちがイマイチってのが致命的だったなぁ。[DVD(邦画)] 5点(2007-03-04 00:03:40)
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