|
プロフィール |
コメント数 |
369 |
性別 |
男性 |
年齢 |
44歳 |
自己紹介 |
旧大河内です。最近全くレビューしてません。そろそろ復活したいです。
|
|
1. 用心棒
三船敏郎のダンディズムが光る!光りまくる。三船が醸し出すオーラ、顔力、殺陣、どれをとってもかっこいいんです。華がありすぎです!藤田進 仲代達也 藤原釜足 東野英二郎 志村喬、あー、このキャストだけでもお腹いっぱいですよねー。街の事件を解決して去ってゆく用心棒、最後、街を離れてゆく姿にはおそれいった。似合いすぎというかなんというか。あっぱれです。話の展開もエンターテインメント性が高く飽きさせることがない。真の娯楽大作といえますね。10点(2004-02-12 23:41:38)
2. 欲望(1966)
不条理にこそ本質があるだと語りかけているように感じた。「去年マリエンバートで」における記憶の曖昧さ、不確かさと同じような感じだった。日々流れ行く時間の中で、もがきながら生きている男が観たものは真実なのだろうか、はたまた幻想に過ぎないのだろうか、しかし、他の方が言うように、この映画には結論は重要ではないし、要求することも意味を持たない、ただ、我々は、ミケランジェロ・アントニオーニが作り出す「欲望」という名の無機質で人間味がまるでない映画に身を委ねさえすればいいのだと思う。そうすればなんともいえない高揚を得られると確信している。 いろいろ考えさせられる映画だ。 特にラストのテニスのシーンが鮮烈に印象付けられてしまった。10点(2004-01-29 23:50:06)(良:1票)
3. 夜
社会の堕落を淡々と、無機質に描くミケランジェロ・アントニオーニ。ジャンヌ・モローの徘徊やラストに手紙を読み上げるとこなんかは特に現代人の空虚感がひしひしと伝わってくる。また、他の方が言っているように音楽の使い方、構図、影の使い方などが無機質な感じで社会の堕落、愛の不毛を強調していると思います。このクールさがたまりません。
10点(2004-01-25 17:28:33)《改行有》
|