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プロフィール |
コメント数 |
496 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。
2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。
私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp |
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1. 欲望という名の電車(1951)
《ネタバレ》 この映画を初めて観たのは、まだ小学生か中学生の頃で、当然ながら隠喩的な表現などはよく理解できなかった。しかし、うまく説明できないが、当時から大きな魅力をこの作品に対して感じていた。登場人物たちの性格描写がとても鮮やかで、そこに惹きつけられたのだろう。時を経て、このたび改めて鑑賞したが、自分が成長して、ストーリーの背後にある欲望や醜い感情の蠢きが良く見えるようになっているだけに、鑑賞後は重い気持ちになった。
本来のラストは、ステラがスタンリーの下に戻るものだったとか。倫理的な圧力によって、ステラが「二度と戻らない」と独言するラストに変えられているが、そのつぶやきにリアリティを感じないのは私だけではないだろう。むしろ彼女にそうつぶやかせることで、更に彼女の複雑な心情が表されている。彼女は結局スタンリーの下に戻るはずだ。それを言外に表した表現の素晴らしさは賞賛に値する。[DVD(字幕)] 8点(2009-03-08 02:16:14)《改行有》
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