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プロフィール |
コメント数 |
826 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。 2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。 |
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1. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 ある小説家がエッセイで絶賛(ついでにネタバレもw)してたので、感動する気満々、泣く気満々で観たのですが、少し期待ハズレでした。
まず女優の運命が哀し過ぎて。ファンだなんだというのが伏線になると思って期待して観てたのが裏切られたような気持ちでがっかりしました。
あと東ドイツひいては社会主義政権の問題が、単なる個人レベルでの腐敗、権力乱用に矮小化されてるのももの足りませんでした。問題の詩もすごく情緒的でしたし。もっと全体主義国家の本質的な非人間性を描いて欲しかった。
( むしろ証拠が無ければ逮捕しないなんて、スターリン統治下のソ連や現中国政権に比べたら随分紳士的、良心てきだなと)
悪い映画ではないんですが少し期待が大きすぎました。[DVD(字幕)] 7点(2016-07-29 19:48:02)(良:1票) 《改行有》
2. 夜明けの街で
自分は女優中心で映画を見るんですが、この作品の場合、木村さんと深田さんがだいたい同じくらい好みなんで、思い入れの対象が定まらない不安定な鑑賞になりました。
しかし、深田さんの方はともかく、木村さんの方があまりに冷静で怖いなあ。自分だったら、地獄だ、地獄だって騒ぐ前に、取りあえず土下座して「ごめんなさい」しかないと思うんですがw
あと、他の方が書いてた深田さんの露出の無さも同感ですが、夫婦二人が布団をかぶって、もぞもぞってのもなんだかなあ。撮影の時、さぞ暑苦しくてやりにくかったでしょう。まさか平成になってあんなもの見せられるとは思いませんでした。木村さんの方の事情で、あんな撮り方になったのなら、そうまでまでして撮る必要があったシーンかどうか疑問です。
落ちは、なんかあるなとは思ってましたが、それまで一切伏線も何にもはられてないんで、東野さんにしては面白みに欠けますね。つか、いずれにしろ、そういうことがトラウマになってる女性は、多分どんなに不安定な状態でも自分は絶対不倫とかしないと思われ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-16 10:53:29)《改行有》
3. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 自分の母は特定のホームレスの人から雑誌を買うことが習慣で、その人がいないと病気じゃないかしらと心配しています。その他ホームレスの人たちのために何かしらできることをやってる人が何人か知っています。
そういう人々がこの映画観たら何と言うでしょうね?
「ざけんじゃねえよ、何が愛だ、何が献身だ、なぜそんなものの為に無関係の人間が殺されなければならない、何故ホームレスというだけで命まで軽く扱われなければならないんだ」と。
ストーリーを否定するわけじゃありません。現代の科学捜査の発達とか考えるならば、本当の死体が見つかって身元がわかる可能性は否定できないから、その前に別の死体を用意して誤認させるというのは、よく考えられたトリックだと思いますよ。
ただ「ホームレス殺人」の扱い方の軽さ・酷さがどうしても。
まず石神。確かに変人としての描写はあります。ただ、メインは愛する母娘を守るために、犯罪を犯した哀れな献身的な愛情の持ち主としての描写であって、無関係なホームレスを冷酷、無慈悲に、自分のスキームを実行するために、何の思いやりもなく殺した殺人者としての描写は皆無です。
次に湯川、彼の心を占めるのは優秀な頭脳を持った、心の優しい?友・好敵手が愛情の為に、恐ろしい犯罪を犯してしまったことへの悲しみ、憤りであって、何も罪のないのに殺されたホームレスに対する同情、悲しみは彼の意識の片隅にすらありません。(少なくとも映画では、そういう風に受け止めました)
靖子の号泣もそうですよね。あの時彼女の心を占めていたのは、石神の自分への献身の大きさ、犯罪まで犯してくれたことへの申し訳無さであって、殺された人間への申し訳なさとかは無かったわけで。
その他、登場人物の中で、ホームレスが殺されたことに関して、悲しみ、怒りなどを誰も表現していません。
結局、製作者(原作未読なんで敢えて原作者とは言いませんが)の意識の中での、ホームレスの命の価値は、トリックのための「道具」であり、それ以上でもそれ以下でもないんでしょうね。
酷いなあ。全く無関係な全く罪の無い人間が殺されながら、そのこと自体の重さが全く表現されないって。
人の命の重さが身分によって当然のごとく判断される(あるいは判断以前に無意識に区別される)映画が大ヒットして、そのことに違和感を持つ人間がほとんどいない………
[DVD(邦画)] 1点(2010-05-31 11:57:43)(良:8票) 《改行有》
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