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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 4分間のピアニスト 《ネタバレ》 雪の映像。ピアノの音に凍りそうな空気感が感じられて好きな映画でした。ラストの総立ち拍手にはあれっと言う感じもしたけど、アメリカ映画にありがちなベタさとは異質なので、あれでもいいかなと思いました。ジェニーに殴られ怪我をしたのにラストでトラウデの頼みをきいてジェニー逃亡の手助けをする看守。彼とトラウデの会話のシーンは、どれもさりげなくいいシーンだと思います。演奏が終わるまで待っていた警官たちの描き方、ラストの映像の静止の仕方。そういうところも好きです。[地上波(字幕)] 8点(2010-01-03 12:45:54) 2. 40歳の童貞男 《ネタバレ》 笑えない映画でした。リアルで笑えないのでも、痛くて笑えないのでもなく、つまらなすぎて笑えませんでした。主人公はオタクな設定ですがオタクの面白さや、オタクにありがちな変に深い知識を持っていたりする魅力的な部分がなく、集めているフィギュアなどに対しての愛情も感じられませんでした。全体に退屈な会話で、主役も脇役も魅力がなく面白味もなかったです。ストーリー展開も下手。脱毛シーンなど1度か2度で止めればいいのに、何度も叫ばせる意味ないです。主人公の童貞を卒業させようとおせっかいを焼く同僚たちのサブストーリーも退屈で、映画自体がどうでもいい感じでした。実際に高齢ヴァージンの人は奥手で臆病だったりするけど、いじり方次第で面白くなると思いますが、この映画もいじり方次第では面白くなったのではと思いました。[CS・衛星(字幕)] 1点(2008-01-14 04:51:52) 3. 善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 仕事に忠実で迷いのなさそうなヴィースラー大尉が、自分の立場が危険にさらされてしまうのにドライマンたちを助けようとした経緯がいまひとつわかりませんでした。エレベーターの中でボール遊びをしている子供が、西側に肩入れする親の話をしていたとき「名前は?」と聞いた後で「ボールの名前」と言い返すシーンと、口を閉ざしたまま長い時を過ごしたあとの大尉の哀惜感が好きです。聴く人がみな善人になる「善き人のためのソナタ」があれば、いつも聴いて自分も善い人になりたいです。どんな人が善い人なのかはわからないけど。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-11-28 11:29:57) 4. 夜になるまえに 《ネタバレ》 アレナスの小説を読んでジョン・アービング的な部分があったので映画を見たいと思っていた。小説はキューバ革命の縮図だけど、映画はキューバ革命の歴史と人民の歴史そのものだった。小説には生々しい同性愛描写が描かれていて、かなり引いてしまったけど、映画ではわりと少なかったので見ていてホッとした。またジョニーデップやショーンペンが出ているのを知らずに見たので、サプライズ的な面白さもあったけど、中でも少しだけどナイワニムリが出ていたのが嬉しかった。ちょい役でも印象が強い女優だなと改めて感心。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-09 07:24:48) 5. 容疑者(2002) 《ネタバレ》 親子ものには弱いのですが、逆になんとなく親子ってそんなもの?と思ってしまいました。アメフトのスターだったのが薬中になるまでのことも書いて欲しかった。そこまでまっすぐ?育ったのに、その後道を間違えたからって、子供の頃に別れた親を責めるのは間違いだと思う。デ・ニーロはそつなく演じている感じでしたが役柄に魅力が乏しかった。フランシス・マクドーマンドの良さも生きていなかった気がします。5点(2005-01-26 09:22:19)
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