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1. 欲望という名の電車(1951)
ブランチがかわいそう。次々家族が亡くなり残っていたのは土地だけ。それも生活力のない元貴族では売るしかなかった。そんな寂しさを埋めるのは男を引っ張り込んで遊ぶしかなかったと。自業自得の面もある。しかしずっと貴族のお嬢様として生きてきたブランチにとって世間の荒波で生きていくことは所詮無理なんですよね。それを義弟のスタンレーがいじめる。確かにひどい。しかし気が触れるほどだったのかなと思ったりもした。しかし解説を読むとレイプするシーンがカットされていたのだという。そうだったのかと納得。老嬢ブランチという設定だが38歳のビビアン・リーはまだ綺麗すぎました。男尊女卑のにおいの残る時代で、経済的にも肉体的にも力のない女性が、男に対抗できる唯一の武器である美貌を失ったときどれほど惨めか。そんな「女の哀しさ」の映画だったように思います。女性はこの映画をどのように見たのでしょうか。出演者がどれも迫真の熱演で見応えがありました。9点(2003-09-07 19:17:18)(良:1票)
2. 酔いどれ天使
ヤクザの末路はこんなにも惨めですと訴えてきます。ここでも志村喬の好演が光ります。6点(2003-05-16 11:00:06)
3. 用心棒
丑寅対清兵衛の賭博のシマをめぐる勢力争い。音質が悪くて台詞がよく聞き取れなかったせいもあるが黒沢映画としては今一。65点7点(2003-04-21 14:58:59)
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