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1. 夜は短し歩けよ乙女
私の好きなタイプの映画
アニメならではのカメラワークに引き込まれる
「四畳半」のパラレルワールドを明るく引き継いだような話しは
乙女を中心に据える事により、若さの持つ直向さが際立つ
上映中ずっと微笑んでる自分がいたが、フと見ると
私の時計もかなり速く回っている・・・無念
極端なパースや派手なデフォルメで勢いを付け
ストーリー描写ではおとなしく会話を引き立たせる演出は
得意技とは言え、見事な湯浅演出
ただし、単品の作品とは言えず「四畳半神話大系」を見ていないと
脇役の立ち位置が理解できないと思う
羽貫さんや樋口師匠そしてジョニーなどは説明なくて意味が解るのだろうか
その点が評価の分かれ目だと思う[映画館(邦画)] 7点(2017-04-12 11:17:26)(良:1票) 《改行有》
2. 横道世之介
とても良い映画。
沖田修一監督まだ若いのにハズレ無し!なおかつどんどん上手くなっている。80年代の新宿などあれはCGなのか?
予備知識でダラダラの青春映画だったら嫌だなぁ~と思っていたが、15年後との時間を挟みながらのどかに、ほほえましく進む話に、”なるほどそういう感じで行くのね、それじゃあ普通だな”と思わせておいてから、後半入口での衝撃事実!これには参った。壮大な布石、世之介に関わった全ての人物のエピソードが涙腺を刺激する。
過去は青春の1コマで15年経ちそれぞれの道を歩んでいるが、ふと思い出した時の世之介の愛おしさは笑い、そして泣ける。
スイカを2つに分けるシーンの素っぷり(あれは演技か?)雪のシーンの印象と共に忘れられない映画になりました。160分は長くない。[映画館(邦画)] 8点(2013-02-27 10:13:57)《改行有》
3. 八日目の蝉
泣けるレベルじゃない、中盤以降から嗚咽が止まらない。DVDで良かった、映画館で醜態を晒したかと思うとチトこっ恥ずかしい。
実親の元に戻った後、気まずくなり関西弁で「お母さんごめんなさい!」と連呼する少女に、この物語の多くは集約されている。
そして小池栄子!なにもそこまでと思うような込み入った役作り、振る舞いだけでなく途中でその訳も解るのだが、それを納得させるに十分な演技力、素晴らしい。肝心なときには主役に画面を譲って小さくフレームから消えてゆく演出にも泣ける。
いろんなシーンが記憶に残るとても良い映画。2011年で1番かも。[DVD(邦画)] 8点(2011-11-21 10:26:07)(良:1票) 《改行有》
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