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1. 黄泉がえり
死者もの、記憶ものが大好きなわたしですが、さすがにこれは。。。だめ。平凡な恋愛映画の色づけとして死者が借り出されているにすぎません。まあ、それでもいいんですけど。それになりに面白ければ。しかし、つまらん以上になによりも、そろいもそろって演技が下手すぎ(ただし石田ゆり子と哀川翔は除く)。ことに主演級が。。。悲惨すぎ。全体に中途半端な学芸会の域を出ていません。嘆息。。。2点(2004-01-19 20:27:19)
2. 妖婆・死棺の呪い
おどろおどろしくて、でもどこか人間臭さのあるロシアの怪奇物語。中世ロシアの神学生が、夏休みに修道院から実家へ帰る途中、妖怪に取りつかれ、なんとか逃れようと必死の試みをするのだが、あえなく最期を遂げるという内容。ホラーというよりも小泉八雲『怪談』のロシア版というところ。妖婆ということだが、若くきれいな女優が演じている。当然CGなんてない頃の作品で、特撮はご愛嬌だが、ヨーロッパでもアジアでもないロシアの宗教的風土が親しみやすい恐怖を感じさせる逸品。最後になって登場する怪物のヴィーといったらもう。。。水木しげるの世界でもあります。堕落しきった当時のソ連社会において、こうした映画を一生懸命作製していた映画人がいとおしい気分になります。20年ほど前、アテネ・フランセで観ました。懐かしいなあ。10点(2004-01-17 14:06:22)(良:1票)
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