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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  四谷怪談[前篇/後篇](1949) 《ネタバレ》 おそらく当時の観客には『愛染かつら』のコンビによる四谷怪談というふうに意識されたんだろう。木下が撮った時代劇は、これと深沢七郎の二作品のみか。冒頭、塀沿いに引いていく雨中の脱獄シーンはなかなかの迫力。木下は作品ごとになんか趣向を凝らすが、今回は俯瞰の多用で押していく。見下ろす者の視点。木下の実験性は、田中絹代の二役による会話シーンにも見られ、けっこう手間をかけている。伊右衛門は気が弱く決断を先送りしているうちに悪に勝手に入り込まれる、というような解釈だ。それに自分が足手まといかもしれない、と思いがちなお岩の不安が添う、やたらメソメソする。あの敗戦直後の失業者の家庭はこんなでもあったのだろう。佐田啓二の小仏小平がお岩を抱えてゆっくり歩む場に、鬼気迫る美しさがあった。ラストの炎の場も大変美しい。全体としてこれは「怪談」というより「事件」の扱いで、伊右衛門の気の弱さゆえの妄想とも言える。[映画館(邦画)] 7点(2009-02-02 12:10:29)

2.  夜の女たち 田中絹代が塀を乗り越えて矯正院から逃げるところが素晴らしい。この監督の粘っこさが、逆に外に広がる田園風景を爽やかに見せる。娘が街で不良にやられるシーンの粘っこさも、見事にいやらしい。男でもいい人はいるんだけどなあ、と文句を言いたくなることが、溝口映画を見てると思うことが多いが、この不良学生なんか表情がはっきりしてないだけに怖い。そして不良娘に身ぐるみ剥がされるところを移動で追っていく。その惨めさの追求の粘っこさ。そもそもの悪の古着屋のたたずまいの暗さも、どこか粘ついたものを持っている。戦後とはこんなにも暗かったのか。戦争が終わったという解放感はなかったのか。溝口にとって女性の被害はずっと継続してたってことか。[映画館(邦画)] 6点(2013-01-27 10:11:40)

3.  夜も昼も 「エール大学かたぎ」っていうのか、ああいうのアメリカ映画でよく感じる。出身校がふるさとのようになっている。金集めするときも、「エール出身ですぞ」が決め手になる。「あんたは仕事のことしか頭にないんだから」と夫婦の危機が迫っても、最後はエール大学と思い出の曲「ナイト・アンド・デイ」で丸く収まる寸法。まあ全体はコール・ポーターの伝記で、ショービジネスものと言ってもいい。「ビギン・ザ・ビギン」など、ポーターの曲が流れる。クリスマスのシーンはなぜか懐かしい。最初のショーのステッキの演出も楽し。新婚旅行どこにしようと、音楽が各地の雰囲気をかもしつつ、あれかこれか迷う。“親の期待に応えずに”で始まるアメリカ映画が多いのは、かつてイギリスから独立した記憶が遺伝として残ってるから、なんてことはないか。[映画館(字幕)] 6点(2011-08-29 09:48:38)

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