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1. 容疑者(1987)
《ネタバレ》 ご贔屓のピーターイエーツ監督作なので、拝見。
なるほど!陪審員と弁護士が協力して、犯人を見つける(違法だけど・・)
この着眼点は面白い!
シェールは、独特の美しさで、窮地に陥っても、なぜか焦ってるようには見えないくらい、
クールな人ですね。
無名のリーアムニーソンが出てるのが発見だった。[ビデオ(字幕)] 6点(2019-08-28 11:01:46)《改行有》
2. 汚れた血
《ネタバレ》 レオスカラックスの名前がこのところ、よく上がる。某レンタル会社の企画でアレックス3部作がDVD化され、またカラックス監督の新作が公開されるからであろう。映画ファンとの話の中で最近、確実にみんなの口から彼の名が出る。3部作の中で最後に観たのはこの作品だった。やはりヨーロッパの感性でしか描けない映画がそこにあった。次の「ポンヌフ」ではさらに痛々しいほどの感性をさらけだす、その予兆は確かにこの作品にあった。顔のアップが多い。音楽もそれほど多用しない。しかしそれを使うときのインパクトと言えば!我々は作品世界に引き込まれる。二人の女優の美しさでもあろう。何より映画とはこんなに可能性を秘めたもんなんだ!と自由に創っている。決して美男ではないアレックスをここまでチャーミングに見せる監督の、この男優の起用にこだわる理由は分からないが、アレックス3部作がここまで個性的なのは、この配役が成功しているということだろう。まるで深夜の映画館で観ているような、閉ざされた世界を描いていた「ボーイミーツ」と、一気に市街全部が舞台の「ポンヌフ」との間にきちんと収まる、このラブストーリーはやはりカラックスが映画の世界で産み落とされた幸せな人材だったことを印象づけた。[ビデオ(字幕)] 7点(2013-12-15 08:42:24)
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