|
プロフィール |
コメント数 |
58 |
性別 |
男性 |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
|
|
1. 八日目の蝉
《ネタバレ》 冒頭の裁判時の証言から、物語の中へ自然と引き込まれていく。永作博美さん演ずる希和子が素晴らしく、逃亡誘拐犯の「母親」を演じきっている。一方の井上真央さんは、非常に難しいプロットであろうが、その揺れ動く、定まらない心情を淡々と顕している。見る方も2時間半近くの長尺であるが、全くそれを感じなかった。「どうなるの、どうなるの」と心地よく急かされる。希和子の逃亡跡を辿る恵理菜は、遠い記憶の中で焦燥、あるいは認めたくない当時の幸福感を、最後の小豆島の港で許せたのであろう。逃亡中の小豆島の光景はやや冗長なのではと感じていたが、最後に恵理菜(薫)に納得させるには、必要でありまた、素晴らしい光景、風景、人々で溢れていた。一方で(原作未読だが)原作から切り取った脚本は、映像にする上で過不足無い表現だと言える。出演の長短の関わらず、脇の女性俳優の方々の演技、存在も素晴らしく光っており、この作品を支えている。[映画館(邦画)] 9点(2011-05-15 18:12:32)(良:1票)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 2 | 3.45% |
|
4 | 4 | 6.90% |
|
5 | 10 | 17.24% |
|
6 | 8 | 13.79% |
|
7 | 14 | 24.14% |
|
8 | 13 | 22.41% |
|
9 | 5 | 8.62% |
|
10 | 2 | 3.45% |
|
|
|