みんなのシネマレビュー |
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1. 4ヶ月、3週と2日 人と人が繋がるということへの絶望感が全面に出た作品。主人公とルームメイトから、医者とその母親まで、人間と人間の間にある絶望に終始苛立たせられる。レストランでのラストシーン、うつむき続けるルームメイトと彼女を見つめ続ける主人公。その視線が映画を見る者に向けられたとき、あまりに直接的に我々は自分を批判的に意識させられ、そのまま唐突なエンドロールに投げ込まれてしまう。鑑賞タイミングを間違うと酷い事になりそうな一作。[DVD(字幕)] 8点(2011-03-06 19:22:30)
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