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プロフィール |
コメント数 |
252 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://kagehinata64.blog71.fc2.com/ |
年齢 |
39歳 |
自己紹介 |
ブログを開設しました(2010年10月30日作成)。 映画と漫画のレビューブログです。 映画のレビューは一部抜粋して「みんなのシネマレビュー」にも載せています。
B級映画が大好きな20代前半、ヒナタカと申します。
かれこれ6~7年はみんなのシネマレビューを見ていたので、今回登録できて感激しています。(2010年7月11日登録)
好きな監督は 岩井俊二 クエンティン・タランティーノ デヴィッド・リンチ ティム・バートン ロバート・ロドリゲス などなど
↓自分の書いたレビューで特に気に入っているのは ・トイストーリー3 ・クレヨンしんちゃん オトナ帝国 ・死霊の盆踊り ・ジブリ作品の大体 です。 |
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1. 横道世之介
素晴らしい青春映画でした。
物語の舞台は、日本がバブル絶頂期であった1980年代です。
仕事に困ることはほとんどなく、経済成長がまだまだ見込まれ、携帯電話もインターネットも存在しない時代です。
街ではみんな「シャツをズボンをIN」で、看板には「AXIA」「さくらや」「コンバーチブル(今もあるけど)」、台詞として「ねるとん」などのことばがつぎつぎと登場します。
当時に青春時代を過ごした人にはきっと懐かしむことができるでしょう。
しかも本作は、それよりも未来の登場人物が「あのころ」を懐かしむ描写もあるのです。
青春を過ごした「あのころ」を思いだし、そのノスタルジーに浸れる、今の30~40代の方にはどストライクな映画なのです。
もちろんこの映画は若い方にもおすすめできます。
明るいキャラの高良健吾と、お嬢様を演じた吉高由里子のバカップルがめちゃくちゃ可愛いからです。
正確に言えばバカップルと言うよりは「友達以上恋人未満」な状態が続くのだけど、この2人のやりとりが微笑ましく、時には笑えます。
さて本作のネックとなるのはやはりその上映時間でしょう。なんと2時間40分あるのです。これでは観るのを躊躇してしまう方もいるのではないでしょうか。
しかし長さの主たる原因は、登場人物の動作や感情を細やかに描いたためであるので、その上映時間は無駄だとは思えません。
また中盤のシーンでは、「あること」を観客に気づかせる描写があります。
これがあるからこそ、横道世之介の青春をより見届けたくなり、2時間40分の最後まで飽きることがなく楽しめるようになっています。
映画全体を引き締める、素晴らしい「仕掛け」だったと思います。
本作では、輝かしい青春時代を追体験できるという、まさに映画でしかできない満足感を得ることができます。
役者のファンだけではなく、デートのチョイスにも是非![映画館(邦画)] 9点(2013-02-24 12:04:59)(良:3票) 《改行有》
2. 八日目の蝉
《ネタバレ》 この映画で秀逸なのは映画の冒頭シーンで、本当の夫妻に感謝の意を述べるも、まったく謝らなかった誘拐犯の姿を見せたことです。
「謝罪の言葉もありません」とまで言います。
無表情さが本当に恐ろしく、なんて身勝手な人間なんだ、と思えます。
しかし終盤、誘拐犯と「カオル」との香川県の小豆島の暮らしを映画は入念に描くのです。
ここで冒頭のこのシーンに思っていたこととはまったく違う、誘拐犯に同情してしまうような気持ちになるのです。
映画は時間軸が前後しまくっている構成ですが、このために必要なものだったと思えます。
この映画を時間軸通りに描くと、冒頭の本当の母親の気持ちに同調しにくくなってしまうと思います。
そして、タイトルの「八日目の蝉」とは誘拐犯・希和子のことでしょう。
他人のこどもを連れ出し、一緒の時間をすごした時こそが「八日目」だったのでしょう。
彼女のやったことは勝手かつ許されない犯罪ですが、それでも希和子が幸せな時間をすごせたことを見れてよかったです。
[映画館(邦画)] 8点(2011-05-12 21:34:00)《改行有》
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1 | 9 | 3.57% |
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2 | 5 | 1.98% |
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3 | 9 | 3.57% |
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4 | 20 | 7.94% |
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5 | 28 | 11.11% |
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6 | 31 | 12.30% |
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7 | 41 | 16.27% |
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8 | 42 | 16.67% |
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9 | 46 | 18.25% |
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10 | 17 | 6.75% |
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