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1. ようこそ映画音響の世界へ
《ネタバレ》 録音、効果音、音楽。知ってるようでまるで知らない映画音響の世界。
本作はそんな映画と音響の歴史、そして役割を教えてくれるドキュメンタリーだ。
音響の重要性を語るルーカス、コッポラ、リンチ、ノーランと名のある名監督達と陰に隠れていた音響技師達の努力が見えてくる。
ジャズシンガーから市民ケーン、アラビアのロレンスからスターウォーズ、地獄の黙示録、ジュラシックパークにトイストーリーやインセプショなど名画たちを見ながら追っていく音響の歴史はとにかく楽しい。
いやいや、出てくる映画がどれも良いシーンばかりで卑怯ですよ!それだけでテンションが上がっちゃいます。
それに本作は映画音響というだけあって、音楽の扱いは完全に映画館向け。
歴史を通してモノラル、ステレオ、5.1chサラウンドと進化を、映画館の音響を通して自分の耳で感じることが出来る。実は今と昔じゃこんなに違って、今はこんなに凄いことになっていたのかと驚いてしまった。今、凄え!!!
更に録音に効果音、そしてBGMとスタッフロールでどんな役割かボンヤリていた人たちの本来の仕事をこれでもかと紹介してくれている。まさかこんな録り方をしていたのかと驚くばかりだ。
映画は映像ばかりに目がいってしまうけれど、本作のおかげで映像と同じくらい大切で大事で重要な音響を更に味わっておかねばと思っちゃいますね。更に映画に対して見識が広がる一本です。映画好きなら見なきゃ損だ!そしてこの体験は是非映画館で![映画館(字幕)] 8点(2020-10-17 15:34:40)(良:2票) 《改行有》
2. 妖獣都市
《ネタバレ》 闇ガード!声に出して言いたい言葉!闇ガード!
世はOVA絶頂期!「この作画を見よ!」と言わんばかりに動く超劇画アニメーション!
でもその内容は初っぱなからエロ!グロ!エロ!アクション!エロ!エロ!...とそこまで詰め込むかと言いたくなるくらいのいちいち出てくるエロ要素が6割強を占めている凄い展開。女が出たら必ず脱ぐし、必ずそいつは魔界の化け物な展開。ソープシーンだって細かくやっちゃうぞ!
だけど気合の入った作画から生まれる緻密なアクションは楽しいし、遊星からの物体Xやブレードランナーを意識しまくった描写も個人的にはとても楽しめました。今のアニメじゃ考えられないハードボイルドな主人公「滝」の顔の濃さもたまりませんね。年齢25も体重60キロも絶対嘘だよこの人。そして相方である麻紀絵もイカしますね。スーツ女子ですよスーツ女子!
そんな訳でストーリー的にはエロを除けばちょっと凡庸ですが、この熱量と密度、そして当山ひとみの歌が渋く輝く面白い作品でした。[DVD(邦画)] 6点(2018-12-19 10:15:32)《改行有》
3. 夜は短し歩けよ乙女
《ネタバレ》 湯浅節炸裂!
四畳半神話体系とテイスト同じくして大画面で同じ世界観が見られるのは楽しい。
しかも四畳半よりよく動くしテンポも軽快だ。一つ一つのお話も現代のおとぎ話チックで笑えて楽しく、キャラクターもどんどん深まっていくのが楽しい。
それでいて背景もキャラクターもよく動くしよく喋るしよく歌う。まぁ問題はこのハイテンションについていけるかどうかなのですがなんとかついて行けました。[映画館(邦画)] 6点(2017-05-10 10:56:12)《改行有》
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