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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ラッキーナンバー7 《ネタバレ》 ミスリーディングで完全にダマされたので完敗です。子供の殺人描写はしないという、暗黙の了解を逆手に取りましたな。まぁそんな謎解きがチンケに思えるくらい、撮影技法とテンポが良かった。ガラス越しに殺しを見せたり、盤面の下からチェスのシーンを見せたりして、最後のボスの復讐へと収束させていくのは唸らされました。ガイ・リッチーほどスピード感はないが、テンポがありながら重厚感ももたせる編集方法も好感材料。前評判は全然気にしないで観にいったので、非常に満足でした。ひとつだけ注文つけるとしたら、グッドキャットに殺人を依頼する確率くらいかなぁ。他の人間に依頼してたらどうすんだよ?ってね。[映画館(字幕)] 7点(2007-03-04 17:28:55) 2. ランド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 「キャー!トム・サヴィーニがヘルズ・エンジェルの格好で出てるよ!!」「お、アルジェントの娘やんか!!」と、ゾンビ好きが細かいところを見て楽しむ映画。ロメロ普遍のテーマは貫かれており、残酷シーンも相変わらずエグいが、やはりパワーダウンは否めない。そもそも、ゾンビ映画に凄いものを求めてはいけない。オリジナル『ドーン~』が凄すぎただけなのだから。ワタシはこれで、十分満足です。血飛沫がCGだったところ以外は。[映画館(字幕)] 7点(2006-02-04 11:27:45) 3. ラスト サムライ この映画がアメリカ人によって制作されたことに、驚きと感謝の念、そしてささやかなジェラシーを感じます。この時代を生きた、またこの映画を観る日本人に対して失礼のないよう、細心の注意が払われた時代考証&設定。これにより、我々日本人はすんなりとこの映画に感情移入できます。そりゃー娯楽大作です。細かいツッコミどころはあります。でも、でもですよ、それを凌駕するほどの迫力が、観る者を圧倒していくんですよ。渡辺謙の演技、真田広之のキレのある剣技、クライマックスの合戦シーン。それらがいちいち重みがあり、文字通り武者震いを覚えること必至です。そういった“動”のシークエンスに対し、中盤以降のトムと村の人々の心の交流では“静”の部分を強調。ここで小雪の存在がキラリと光ります。控え目ながらも芯の強い女性・たかを好演。モデル出身なのに、この人こんなに演技できるとは思わなかったです。大作なので尺は長いのですが、退屈にならないよう細かいくすぐりも入れてあり好印象。目付け役の武士(あの福本清三氏)にトムがあだ名をつけるシーンは爆笑必至です。敵側の日本兵も単なる悪者に堕していない点も抜かりがない。日本人に生まれてよかったと思える、日本人が観るべき正月映画です。[映画館(字幕)] 8点(2005-10-10 01:31:26) 4. ランダウン/ロッキング・ザ・アマゾン だめだよー、こんな映画、ロック様ファン以外が見ちゃ。何も目新しいものなんてない、テレビ映画程度のアクションモノなんだから。こんな映画に、クリストファー・ウォーケンが出てて仰天しました。かわいそうに。。まぁ、プロレスラーの割りにはロック様って演技できるでしょ? それにプロレスラーだから、アクションいけてるでしょ? それが確認できるだけの映画です。プロレスファンでなければ、マイナス4点くらいにしといてください。 5点(2005-01-26 03:45:55)(良:1票) 《改行有》
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