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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ランボー3/怒りのアフガン 《ネタバレ》 『1』に比べるとドラマ性はないし、『2』にはエンタメで遠く及ばない。 単体で見るとそれほど悪くはない気もしますが。 どうしてもシリーズものとして見てしまうと・・・。前作と比べられてしまうのは宿命ですから。 特に『2』が『1』よりはるかにスケールもアクションもパワーアップしていたものですから、『3』には当然それ以上を求めてしまうものです。 敵の大将もイマイチワル不足。悪役としての華も毒も全然足りません。 なにせ冷戦中、ソ連とアメリカは敵対していたわけですから、トラウトマン大佐が捕まって尋問を受けるのは致し方ないことでしょう。相手に憎たらしさが足りなければ、そこからカタルシスも得られないのです。 最後まで見ると、何かメッセージ性みたいなのをこの映画にもたせていたみたいですが、ちょっと感じられなかったかなぁ・・・。 ランボーシリーズならではのウリがほぼなくなり、ありふれたアクション映画に成り下がってしまった感じです。[ビデオ(字幕)] 5点(2024-08-26 04:22:34)《改行有》 2. ランボー/怒りの脱出 《ネタバレ》 1作目に比べると、わかりやすくエンターテイメントにふりきった内容に。 1作目とは異なり、ランボーは完全に戦場のヒーローとなっています。 今作では相手を殺すことになんの躊躇もありません。 更にはヒロインも登場。男くさい物語に、ささやかながら彩りを添えてくれます。 ヒロインが敵軍の凶弾に倒れ、ランボーの逆鱗にふれてしまうわかりやすいストーリー。 わかりやすいからこそ、盛り上がりやすく、これは昔の映画の良いところだなぁと思います。 ド派手なCGや凝りまくった演出に頼らなくても、十分に面白いアクション映画ができていた良い時代です。 私は戦争反対派です。ですが戦争になってしまった以上は、どちらが良いも悪いもないと思っています。戦争に正義はありません。お互い祖国のために戦っているのです。 ですので、一方的にベトナム側が悪いように描かれるのはいかがなものかと。 それよりも、はっきり悪なのは、味方の司令官でしょう。 自らの保身のために、捕虜もランボーも見殺しに。なんてやつだ ランボーたちを助けようとするトラウトマン大佐を銃で脅すゲスぶり。 このクズ司令官と、その司令官の腰ぎんちゃく2人、たいした罰もなく映画が終わっちゃったのはとても残念。 こいつら3人がひどい目にあうのを、期待していたのに~[DVD(字幕)] 8点(2024-07-18 01:59:51)(良:1票) 《改行有》 3. ランボー 《ネタバレ》 ムキムキマッチョな戦闘の達人が、無双する話かと思っていました。 なんだかちょっとかわいそうな帰還兵の話でしたね~。 ランボーってこんな話だったんだ~。 田舎の保安官が、なぜここまでランボーを目の敵にするのか全く理解できませんでした。 この保安官たちが山狩りをして、逆にランボーに返り討ちにあっちゃうまでが、この映画のピークだったかなぁ・・・。 森での攻防は、いつの間にかランボー視点から保安官グループ視点に切り替わっているのが見事。 この自然な切り替わりが非常に巧く、追い詰められる獲物の緊張感を感じます。 その後は軍隊まで出てきて、ランボー1人じゃどうしようもないでしょっていう事態に。 坑道を脱出するまでが長くて、テンポの良かった前半に比べると若干ダレます。 後半、街に戻ってきて逆襲を始めるランボー。 ガソリンスタンドやお店や電気などのインフラを破壊しまくるランボー。 まあ、自分の命がかかっているので、致し方ないとは思いますが、街の人たちに責任はないので何とも複雑な気分に・・・。 で、そんな犠牲を払いながらも、保安官をやりこめる流れは見事。それなりに溜飲を下げることができます。 ところが、そこからラストまでの流れは、保安官たちの理不尽な仕打ちが世に出ることなくランボー1人が悪者にされたかのような後味の悪い結末。もやもやとした不快感。すっきりしないです~。[DVD(字幕)] 7点(2024-07-07 20:38:07)《改行有》 4. ラ・ブーム2 《ネタバレ》 こっちがダメならあっち。あっちがダメならやっぱこっち。 少し成長して落ち着いてはいるものの、ヴィックの八方美人は相変わらずです。 どんなにきれいな娘でも、これは好き嫌いが別れるところでしょうね。 弟の世話をしたり、ひいおばあちゃんと仲が良かったり、良いところもたくさんあるヴィック。長所と短所のバランスが良いキャラクターです。 僕が一番好きなキャラはお父さん。最高ですね。 ヴィックとフィリップのいる部屋に入るところなんか笑っちゃいます。 父親ってどこの国でも同じなんですねー。 親近感のわく父親ぶりは顕在。 え?ストーリーはどうなのかって? 前作と同じくストーリーはあってないようなものですよ。 おそらくストーリーを楽しむような映画ではないんでしょうね。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-27 15:24:11)(良:1票) 《改行有》 5. ラ・ブーム 《ネタバレ》 ソフィー・マルソーが誰だかは知りませんが、ラスト1分で、今までの人間ドラマをいともたやすく台無しにする潔さはなかなかのもの。これがフランス映画の良いところですね。 まさに自分のことしか考えていない13歳。確かに当時の日本の13歳より進んでいるのかもしれませんが、精神面では似たりよったり。所詮どの国も13歳なんてこんなもんなんですね。日本だけ幼稚なのかと思っていましたが、少し安心しました。 ストーリー自体はありきたりな日常を、ちょっとドラマチックにしただけですが、見ている人を楽しませる工夫がいろいろあって普通に楽しめます。フランス映画って、ありきたりの日常を映画にしちゃっているものが多いので、雰囲気は結構好きです。たまに見ると新鮮です。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-23 03:42:30)(良:1票) 《改行有》 6. ラブ IN ニューヨーク 《ネタバレ》 テンポが良く、バランスが良く、ラストはある種の爽快感で終わることができる楽しい作品です。30年も前の映画にしては、それほど古さも感じませんね。娯楽映画としてはとても良い映画ではないでしょうか。 個人的にははっきりしたサクセスストーリーが好きなのですが、この映画の場合は、ただのサクセスにしなくて良かったと思います。助手が足ひっぱったり、トラブルもってきたり、ベリンダとはケンカになったり、商売敵に殺されかけたり。挙句警察にブタ箱に入れられて、婚約者にはつば吐きかけられる。でもそこから、最後の巻き返しが始まる。注文間違えたのに文句を言うシーンと犬を追い返すシーンは最高でしたね。 疲れたときに見ると元気でそうです。[DVD(字幕)] 8点(2011-11-22 03:37:13)《改行有》 7. ラビリンス/魔王の迷宮 対象年齢5歳~20歳くらいまででしょうか。30過ぎて見る映画ではありませんでした。完成度の高い子供向け人形劇なので、お子さんは間違いなく楽しめると思います。[DVD(字幕)] 1点(2011-07-08 13:41:34)
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