みんなのシネマレビュー |
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21. LOVERS 久しぶりに映画館で観たんやけど、やっぱいーわ映画館は。ついでにこの映画もめちゃくちゃおもろく感じてもーた。迫力あったし、映像も綺麗し、なんかね各シーンが、いちいち決まってて、かっこいーねん。特にチャン・ツィイー、最初の登場シーンからゾクゾクさせてくれるほど決まってる。なんか綺麗とかだけじゃないんよねー。思わず彼女の動きをずっと観てしまう、動きやしぐさに魅力がある。他の俳優さんも、かっこいーんだけど、前半はずっと彼女のアクションにしびれっぱなしやった。そして敵の強さもさることながら、自由自在に飛んで敵を打つ飛刀、これが、またトリッキーでしびれたわ。賛否両論あるストーリーやけど、先はなんとなくわかるんやけど、伏線のはりかたの演出が好きなんで、のめりこんだし俺はとにかく映像がよかったので、もうそれだけでおもしろくて。ただ一緒に観た友達は涙目やった。なんか、チャン・ツィイーに感情移入してもーたみたい。気持ちなんとなくわかるらしい。俺はやっぱり女って勝手、とちょっとひいてまう。だから家のテレビで観たら、評価は低くなるかも。たぶん。半年くらい映画館行ってなくて、中国系のアクションやファンタジーが好きならオススメ。<ここからネタバレ>アンディ・ラウは個人的に好きで、「インファナル・アフェア」といい、これといい、一見嫌な奴って役ってのが多いんで、がんばってるなって思う、で単なるストーカーと思われるのはちょっとせつないんで、違う見方をしてみた。仲間を抜ける彼女を殺そうとしたのは、自分を裏切るのと、抜け人には死という組織の掟もあり(それに近い台詞もあったよーな)、敵とともに抜ける仲間は殺さなければならないという私怨以外の観念もあると思う。だから彼もつらかったのだと。この世界は現代とは違って、大儀のためには己の心も捨てなければならない世界であり、彼は金城みたいに自由ではなかったのだ。彼女は恋人でもあり命をかけた同志でもあったのだ。愛情を超えたつながりがそこにあって戦争で敵と逃げるという行為は、幸せになれよって簡単に身をひけない(彼女もそれはわかっていた)。彼女が男でラウと友達という設定ならもっとわかりやすくて、ストーカーとは思われてないかも。だから単なる現代人の浅はかな執着心だけでするストーカー行為とはちょっとニュアンスが違うと思わせてくれ~い。10点(2004-09-14 15:18:53) 22. ラリー・フリント 俺は意外とおもしろかった。正直、ラリー・フリント?誰それ?って感じで対して期待せずに観たのがよかったのかも。なんか、フリント本人もチョイ役で出演してるそーで、まだ生きてる人の映画ってなんか自慢と金儲けがからんでそーであんまり好きにはなれんけど、言いたい事はなんとなくわかるので、まー許せるかな。映画としては、性の解放について結構考えさせられたし、展開もわりと引き付ける物があって退屈せーへんかった。特にフリントの演説のシーンには、ちょっと感動。エロに関して、「なるほど、そーいう見方もあるんやね」と妙に納得させられたわ。エロ万歳。7点(2004-05-26 18:52:50) 23. ラビッド ちょっと前に観た「28日後・・・」という映画では、伝染病により街が崩壊した後の話やったけど、これはその前段階、街が崩壊していく最初の頃の話みたいな感じやったな。まーあの映画と伝染する原因とか視点も違うけど、ようは吸血鬼となってもーたねーちゃんの悲劇の話やねんけど、その感染者が街で暴れる姿をみて、そう感じた。結構、街で被害が出始めるとこも、ちゃんと描いてくれてるので、ねーちゃんの話だけで終わってないとこが、おもろい。オチがあまりにもあっけないので、かなりおもろい並みっつーことで。この点数。でも70年代の映画にしては、よくできた、ちょっと異色の吸血鬼映画。7点(2004-04-27 03:55:19) 24. ラットレース 現代版キャノンボール。最初ワクワクで、途中ダラダラ、んで後半のお約束パターン、でも最後の大団円が最高にいい気分にさせてくれた。それで途中のグダグダの展開もあんまし好きじゃないビーンのキャラも許せてまう。元気ないとき気分転換に最適な映画やと思う。頭からっぽで観れるし。観終わればいい気分やし。最後の歌もよかったな~。「いいことは時間がかかるが最高にいいことは突然やってくる」って台詞、素直に信じれそーな映画やった。7点(2004-03-23 10:26:48)(良:1票) 25. ラン・ローラ・ラン このスピード感は観てて気持ちがいいわ。普通の映画じゃないんやけど、なんやろほんま題名どおりの感覚の映画。自分も走った気持ちになれる、てゆうかむしょうに走りたくなる。なんかジョギングなんかをしよーって決めた時に観れば、やる気でると思う。10点(2004-03-03 12:03:29) 26. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル なんでやろ、なんかラストがわかってもうた。まー、それを差し引いても、後に残る独特の雰囲気はあるんちゃうかな。でも、あんまり期待しすぎず観るのがいいと思うねん。テーマ性とか展開読んだりせず。ていうかデビット・ゲイルに感情移入すれば多分めちゃくちゃはまったかもしれん。やっぱ映画館で観るべきやったかな~。7点(2004-02-17 16:26:57)(良:1票)
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