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評価順12
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21.  ラスト・アクション・ヒーロー お遊びの映画で、アイデアもそう大したものではないが、映画内映画が始まるときはワクワクする。ちゃんとコロンビアのマークが出て「ジャック・スレイターⅣ」となる。これが映画だと納得させようとするあたりがおかしい。街を歩いている人がみんな美人揃いじゃないか、とか、ビデオ屋の受付にこんな美人がいるはずないじゃないか、とか。ターミネーターがスタローンの代表作だったりする。あ、モーツァルト殺した人だ。ドーベルマンが指の合図でピラミッドを組むギャグが好き。最初っからそういう小さな笑い狙いの映画だと納得していれば、それなりに楽しめる。現実のニューヨークが、悪が善に勝つ世界として、反映画的状況として浮かび上がってくる、というテーマもあることはある。俳優と役との関係って、スターが持つジレンマなんでしょう。自分をコケにして立派すぎる役のほうから眺めるおかしみ。「向こう」へ行くと元気になる、ってのに一抹の哀愁があるね。でもこういう映画が作られること自体、アクション映画がこの当時困難になってた、ってことかも。荒唐無稽をそのままスクリーンで展開できず、ひとつ趣向を被せないと観客がシラけるようになってしまっていたのか。[映画館(字幕)] 6点(2011-05-30 12:16:36)(良:1票)

22.  ラ・ジュテ 《ネタバレ》 剥製たち。静止画像だと、それが生きているのか剥製なのかの区別がつかない。そこが博物館だと知らされているので、過去に死んでいるので静止しているのだろうと思うが、こういう作りの映画だから動物園を描いても同じに見える。そこらへんの多義的な曖昧さが作品のポイント。寝ている女の顔の連続画像によるうつろいが美しく、そして静かに目をまたたく。実はこれ、昔スクリーンで、同じマルケスの『北京の日曜日』やレネの短編なんかと一緒に一度観てるんだけど、そのときの私のノートには「“過去の女”がまたたいたとこは動いた気がするが、巧妙なディゾルヴだったか」と自信なく記されている。今回は録画してあるので、観終わった後にさらにもう一度確認した。動いている。やっとはっきりしてスッキリした。このハッとさせる瞬間のために静止画映画という試みにしたのかも知れない。剥製のように静止していた過去のものが、生きてまたたくおののき。スッキリはしたが、スクリーンで何も知らずに観たときの、再確認できない・夢幻のような曖昧なまたたきの効果のほうが狙いだったのであって、余計な確認をしてしまったか、という気もした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-25 15:02:54)

23.  ランジェ公爵夫人 《ネタバレ》 字幕の使い方が面白い。「彼はこの言葉に稲妻に撃たれたようになった」なんてのが平気で出てくる。おいおい、映画なんだからそれを演技で見せてくれよ、と一瞬思ったが、考えてみれば、今までの映画で「稲妻に撃たれた」ようなショックの演技で納得のいくものがあったかと振り返ると、だいたい大げさにビクンとなって口をあけたりし、さらにはご丁寧にガーンという効果音がはいったりもして、もう映画の中だけで定型になってる様式を反復していたわけだ。それなら字幕で表現したほうがその人物の内面に入れる、って思う監督がいてもいい。映画が得意とする描写、不得意とする描写を峻別し、不得意方面は字幕でサッサと済ませてしまう、そういうことなんだろう。で何が得意なのかというと、この監督にとっては、男女の心理の探り合いなわけ。危険な女と朴訥な男の関係が揺れ動いて逆転していく話。一組の男女が恋愛において優位に立とうとゲームを繰り広げていくの、神が介入する高みに至るまで。こういう形でしか愛し合えない男女の滑稽さなのか悲劇なのか、とにかくそういう話と見た。バルザックとリヴェットのコンビでは『美しき諍い女』も、画家とモデルのほとんど格闘といっていい心理闘争の映画だったし、フランス人はこういうのが好きなのね。ただこれは「十三人組」という秘密結社の連作物語の一編で、原作では序文を初めその結社についてミッチリ書かれてるんだけど映画では説明がなく、誘拐の場やラストで突然現われる連中が、これだけ見た人にはなんだか分からなかったのではないかなあ。[DVD(字幕)] 6点(2009-08-04 12:07:37)

24.  ラブ・アンド・ウォー 時代色を決定するのは衣装だな、と思った。典雅なものだけでなく、軍服や看護婦のものまで含めて。建物や道具などは後の時代まで遺物として残ったり博物館に保存されたりするけど、衣装が動くのを見られるのはフィルムの中だけだ。また第一次世界大戦って、生々しさが薄くなっている分、ロマンに向いている。いくぶん世紀末の美意識を引きずっているのも好み。愛し合っているのに別れる、ってのがメロドラマの理想で、このケースはその甘美さをドラマとして早く味わいたいがために、別れる必然性が弱いのに無理に別れたような気もした。坊っちゃんとしてのヘミングウェイ。サンドラ・ブロックは、いつも眠たそうである。[映画館(字幕)] 6点(2009-03-20 12:00:41)

25.  ラリー・フリント 良識が眉をひそめるもので表現の自由を語る、という切り口は正しく、最初の裁判で25年の刑が言い渡されたのは、アメリカの怖さを改めて感じさせてくれた。でも映画としては、この“困った男”をもう少し突き離せなかったか。彼が、戦争と猥褻とどっちがいいか、とローローと演説する場など、もっと滑稽味を出してこそ、テーマに切り込めたのではないか。「調子に乗っちゃって」というような。裁判相手になる宗教家も、いかにもからかいたくなるような造形でなく、もっとホントにマジメそうな、からかっちゃ悪いような人物であったほうが、ドラマとしてエグれた。「良識」の怖さが狙撃という形で突出してしまったのも残念、この怖さはもっとジワジワと包囲してくるものだろう。[映画館(字幕)] 6点(2009-02-20 12:11:55)(良:1票)

26.  ラッキーナンバー7 《ネタバレ》 (カタカナ部分はとりわけネタバレ)この後味の悪さは、東野圭吾「容疑者Xの献身」の読後感を思い出させる。最盛期のアメリカ映画は出来不出来はあっても、少なくとも見終わってさっぱりした感じは残ったものだが、そういう最低のラインさえなくなってしまったのか。出だしはいいの。テンポよく次々と引っ掛かりを発生させながら引っ張っていって、これですっきり解決したら傑作だぞ、と期待してたら、ぜんぜんすっきりしない話になってしまった。クビノホネヲオラレルムカンケイノシャッキンマミレオトコハ、アンタノトウサントドコガチガウトイウンダ。映画をゲーム感覚で押していくならゲームに徹し、変な復讐の正義なんか出さなきゃいい。そりゃ無関係の者に平気で迷惑かける正義はアメリカの特技だけど。[DVD(字幕)] 6点(2007-12-20 12:20:04)

27.  楽日 映画館て、スクリーンの虚構の中でのみ時間が流れ、観客の時間はひたすら停止している。そのためひとたび客が廊下に出たりトイレに入ったりすると、そっちのほうが現実なのに、何かに対して息を殺しているような奇妙な時間が流れ出す。それを狙った映画なのかどうかは知らないが、あの感じがよく出ていた。映画館の客席以外の雰囲気の味わい。シネコンなど最近の映画館が失ったのは、この周縁の空間だろう。映画以外の目的で来る不真面目な客は減ったかもしれないが、幽霊も滅多に出なくなった。[DVD(字幕)] 6点(2007-08-25 11:09:38)

28.  ラジオ・フライヤー 一応ファンタジーなんだけど、でもファンタジーとしての枠組みがちゃんと作れてなかったから、ラストはヘンテコリンな気分になる。どちらかと言うと、児童虐待をめぐる社会派的な部分のほうに見どころがあったんではないか。眼を見せない義父。サングラスしてたり、子どもに目隠しされてたり、逆光だったり、それがラスト車で追いかけていくときに眼だけのアップになる。一つの表情としての顔はついに見せない。カントリーのBGMも不気味。近所の子どもたちもいじめてくるし、けっきょく母と子の兄弟だけ、血のつながった者だけしか心を許せない、という閉塞感が暗い。ベン・ジョンソンと約束したから、母親に心配をかけてはならぬという気持ち、あれが「父」的なものの象徴だったんだな。[映画館(字幕)] 5点(2012-01-30 10:05:00)

29.  ライジング・サン(1993) 監督にしろ音楽にしろ、最良の仕事というわけではない。しかしカーチェイスの場は、普通音楽はほとんどリズムを刻むものだが、この人は自分のトーンを優先して、リズムを刻まない音塊で盛り上げていった。さすが。冒頭、カントリーをカラオケで歌うやくざで始まる。しかもその画面の中で『用心棒』(西部劇の血を引く時代劇)を引用したりして、両国の奇妙な絡まり合いを暗示。ちょっと違うんじゃないか、と言いたいところは多々あったが、黒人との混血で手に障害のあるアサクマ嬢が、日本が住みづらかったと言うあたりは、そうかも知れぬと思う。どこかネットリしてキレのないタイプだから、サスペンスには向かない監督だわな。[映画館(字幕)] 5点(2011-04-14 09:59:31)

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