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1. ラン・スルー・ザ・ナイト
《ネタバレ》 期待した以上に楽しむことが
できました。ちょっと人が次々に死に過ぎなのと、主人公が
まだ20代の女性だというのに、行動力あり過ぎではあります
が、飽きることなく最後まで観ることができました。
天才贋作画家メーヘレンの事件にヒントを得た作品でしょうか。
ロシア人の顔がどれも同じに見えて見分けがつかないのが難点
ではあります。
殺されたアンドレイの恋人の友人は、色々と迷彩を施して
黒幕であることを隠そうとしているようですが、最初に現れ
たところで、何となく気づいてしまいましたね。
当然国家的な陰謀かと思ったのですが、結局民間の絵画贋作
事件ということらしく、殺し屋のお兄さんも国家保安局の
かたわらで副業していたということなのでしょうか。
ここの掲示板を読んでシーチキンが何か関係しているのかと
思ったのですが、シーシキンなんですね。[地上波(吹替)] 6点(2020-07-08 19:22:00)《改行有》
2. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 女優の卵と売れないジャズピアニスト、それぞれの出会いと挫折と成功と別離、確かになーんかどこかで観たような、聞いたようなお話で新鮮味は全くなく、成功するきっかけも非常に安直で、ストーリーに期待すると完全に裏切られることになる。
しかし時代設定が現代であるのに、暴力もドラッグもセックスとも無縁で(夜中に女性が一人で道を歩いていて大丈夫?)、
スマホやSNS中毒もなく(映画館で待ち合わせて相手が来なければ即スマホで連絡するでしょ)、描かれた世界は健康的で明るく夢のあるアメリカ。
現実にはこんな世界はもはやあり得ないわけだけど、人はだからこそ一時酷い現実から逃避して夢の世界に浸りたい、古き良き時代に戻りたいという欲求をみな持っているのではないだろうか。その為の映画だと思えば納得もできるし、心地よさや安心感に浸らせてくれる映画だったと言えます。
それにしても最初のオーディションでミアの顔が大写しになったシーンは、女優さんには失礼ではありますが、正直8K放送だったら無理があっただろうな、などと感じてしまった[地上波(吹替)] 6点(2019-02-11 13:47:24)《改行有》
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