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1. ラスト サムライ
《ネタバレ》 日本人であれば誰もが感じるであろう矛盾で、指摘すればキリがないりのでしょうが、それにしてもサムライが列車を襲う…と言うのは、サムライをインディアンか何かと勘違いしてるのでは…と、アメリカ人の日本への認識のアマさを思わず疑ってしまう。アメリカ人には、サムライをインディアンのレトリックに置き換えた方が伝わりやすいからそうした設定にしたのでしょうが、一緒にするな!…と言いたい。所詮は歴史の無い国が憧れだけで創った映画に過ぎません。たかだか200年余の歴史しか持たないアメリカが創ったとて、主人公になんの葛藤も持たせないまま安易に和の心を理解させてしまうのはいかがなものか。「切腹」の映画が公開された頃、やはり非人道的に捉えた外国人はなかなか理解できなかったもの。目の前で繰り広げられる殺生を行うサムライの姿に、そんなにカンタンに理解出来るものなのか…疑問。全く意味の無い死を並べ立てて、これが“武士道”だ!…と言われても、サムライが単に野蛮で非人道的な人種にしか見えません。何度かのチャンバラで真田広之扮する氏尾がネイサン・オールグレン(トム・クルーズ)に唾吐き・足蹴りは、些か“武士道”に反するのでは?…と失笑。こうした矛盾で、やたらに連発される“武士道”が一人歩きし過ぎて、一体何がそうで何がそうでないのか…と言う事を、正しくキチンと伝え切れていないようにも思える。同時にここまで“武士道”を考える契機になった意味では本作の貢献度は高いかもしれないが、個人的にはあまり評価したくない映画。例のクライマックスの軍隊VSサムライの異様な光景にはただ閉口。ラストで、何故かネイサン・オールグレンだけになかなか弾が当たらない…と言うのが是また不思議で、そのアメリカ人がたった1人だけ生き残る…だなんて、どこまでもご都合主義な展開に一気に興醒め。ラストで、日本人から何故“武士道”が失われたのか…と、アメリカ人に言われるまで落ちた日本文化。大体、日本に西洋文化を持ち込み失わさせたアンタに言われる筋合いは無い! 個人的にはご贔屓な役者陣がハリウッド作品で演じる…と言うだけで高評価にしてしまいそうですが、それのみで評価するのは武士道ならぬ映画道に反する気もするので、あくまでも作品の陳腐で浅い内容に客観的な評価と言う事で採点。3点(2004-06-23 18:59:30)(良:7票)
2. ラスト・ボーイスカウト
当時、「フォーリング・ダウン」をお目当てに映画館へ行きましたが、あまりの混雑さに一番人の少ないこの映画を選んで観賞。かなり不純な動機で観たが、主演もブルース・ウィリスだったのでアクションも迫力が有り、そこそこ楽しめた。ただ見終われば内容が少し薄く、更にクールで渋いブルースの演技は悪くないが、地味に見えてしまうとちょっと物足りない…。5点(2003-05-03 18:15:01)
3. ラスト・アクション・ヒーロー
ロバート・パトリックの友情出演(?)の見切れが、どうしても見たくて劇場に行った馬鹿な自分…(恥)。シュワルツェネッガーが主演ということもあり、期待して行きましたがお金を払って観るにしては高い映画。この頃は「T2」が話題になった直後だったので、どうしても同主演として比較してしまうと、面白いけどちょっと物足りない…。どうでもいい話ですが、TV放映時の吹き替えは玄田哲章さんがやっています(局によって異なる場合有)。字幕で観ても良いが、吹き替えもイメージがピッタリで良いですね。 6点(2003-04-23 01:55:39)
4. らせん
これは、前作「リング」を全否定しているストーリーなのですね。こういう方向転換は嫌いじゃないですが、演出が弱くて観ていてダレました…。ホラーとしての心構えで観れば期待ハズレとなり、続編として観れば物足りない。[地上波(字幕)] 4点(2003-04-15 20:00:42)
5. ラヂオの時間
役者の演技を見ると常にオーバーリアクションで、それが舞台に見えてしまうと映画の面白味に欠けるようで気になる。更にカット割りが下手で見づらい。三谷幸喜独特のなり行きコメディは充分楽しめたが、これならば「やっぱり猫が好き」の方がよほど面白い。[映画館(字幕)] 5点(2003-04-12 17:51:03)
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2 | 25 | 4.51% |
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3 | 76 | 13.72% |
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4 | 83 | 14.98% |
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5 | 125 | 22.56% |
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6 | 83 | 14.98% |
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7 | 73 | 13.18% |
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8 | 48 | 8.66% |
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9 | 14 | 2.53% |
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10 | 7 | 1.26% |
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