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1. ラスト サムライ
「サムライの時代は終わった!」あのーニンジャの時代も既に終わっていたと思うんですけど。。。3点(2005-01-03 21:24:44)(笑:1票)
2. ライジング・サン(1993)
日本を題材にしたハリウッド映画を観るたびに不思議に思うのはアメリカ人って何でヒステリックなまでに日本人を悪く描くのかということ。日本人が嫌いなのはそれはそれで構わないのだが「パールハーバー」といい本作といいどうも感情的になるあまり幼稚に見えてしまうのだ。でも嫌いというだけで相手を見てしまうと結局のところ本質を見逃してしまうように思うのだが。だからこそ「相手がどう思うと構わない。力で押さえつければいいんだよ」というのがかの国のスタンスとなってしまうのだろう。本作は日本と日本人に対して「多少」理解のあるのが白人刑事で日本を露骨に嫌うのが黒人刑事と日本人と黒人のハーフである女というところが興味深い。こういうところが嫌らしいんだよな、ほんと。2点(2003-11-15 21:58:39)
3. ライフ・イズ・ビューティフル
《ネタバレ》 ホロコーストという重い史実をコメディとして扱うという試みを勇気と評価するかそれとも軽薄と見るか。筆者は後者である。六百万人ものユダヤ民族が殺害された史実をここまで軽薄に扱えるものなのか。正直、ロベルト・ベニーニの蛮勇ぶりに驚いた。ナチスの強制収容所を当然のことながら体験したことのない戦後生まれ日本人である私には、この映画について「偽善だ」「史実と異なる」「実際の生存者がこの映画を観たらどう思うか」などと批判する資格は無い。しかしながらホロコーストに対するベニーニの認識があまりに浅はかという印象がどうしても拭えないのだ。ナチスの強制収容所において子供はガス室で真っ先に殺害されるか人体実験の道具にされる末路を迎えたという。それを「かくれんぼ」と言う感覚がどうにも理解できない。勘違いしている人が多いのだが、ナチス・ドイツはユダヤ人と「戦争」をしていたのではない。連合軍との戦争を遂行する傍らホロコーストという民族浄化を行っていたところにナチスの異常さがある。民族浄化=戦争ではないのだ。更に言えば民族浄化を戦争という手段でしか止めることができなかった史実。戦争には反対しても民族浄化には何も言わないという矛盾。果たしてこの映画は本当に感動作なのだろうか。2点(2003-09-23 17:15:06)(良:5票)
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