|
1. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
完全に意表を突かれた。
映画館での予告編、タイトル、雰囲気などで、子供向けの3Dを売りにした動物映画だと思い込んでいた、否!。みなさんの良質なレビューでラストを意識せずに観れたのがとても幸運だった。
ファンタジーとはこういうものだ。日本映画とは違い布石をおいてどうこうとはしない潔さ、別れの場面でのアッサリ具合など、とても映画的。ラストシーン数分でそれまでの映像や思いが一気に回想される作りにはとても衝撃を受ける。
2D-DVD鑑賞が悔やまれる映像美に自分の勘の鈍さを実感した、配給会社ももっと上手く宣伝してくれたら劇場で3D鑑賞できたのになぁ~だいたい副題がいらないよ、「ライフ・オブ・パイ」だけにして3Dばっかりじゃなく意味深なシーンや大人向けを予告編に入れてくれたら劇場に足を運んだのに、最近の3D映画不発ぶりと効果的な宣伝が出来なかった事がとても残念。
DVDで観て損をした感が残るとてもステキな作品。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-14 09:34:17)(良:1票) 《改行有》
2. 乱暴と待機
現実感のない場所で起こる、どうでもいい人たちのどうでもいい話なんだが、これが結構笑える。
美波の演技はストレートにおかしい、後の3人はじわじわおかしい、それ以外の登場人物はほぼ皆無だが時間が長くないので十分観れる。
美波は演出の面白さ、小池栄子はキレっぷりの演技力
山田孝之の「そこんところは積極的に麻痺していこうよ」、浅野忠信の「救急車を呼べ」「足治った」など秀逸な台詞
各シーンは面白いが全体的には、まとまりすぎていて何か不満な感じが残る作品。
それにしても小池栄子はますます凄い女優になってきた。[DVD(邦画)] 6点(2011-05-23 10:13:09)(良:1票) 《改行有》
3. 落下の王国
こりゃ凄い。オープニングのモノクロスローからグッとくる。ストーリは食い足りないが映像は一見の価値有り。
この監督、頭の中には美しく幻想的な画しか無いんじゃなかろうか、だから空想パートの驚愕映像はストーリーにピタリとはまるが、現実パートにある美しい映像がストーリーにはまらない。観ているうちに現実部と空想部の切替がウザくなってくる、空想部をずっと観ていたいのに~ここで現実に戻るかオイ。という気持ちが後半やたら多い。
それでも、あれだけの画は記憶に残る、映画は総合的な芸術だとは思うが、これだけ映像美に特化されると恐れ入る。
誰かこの監督に素晴らしい脚本と資金を提供してください、次は絶対映画館で観ます。[DVD(字幕)] 6点(2010-05-13 10:15:48)(良:1票) 《改行有》
4. 羅生門(1950)
話は、そこそこだが、やはり映像の古さが状況認識をめんどくさくしてると思う。最初の森を歩くシーンなどは唸らせるものが確かにあるけど、話が込み入ってくるとやはり色がほしい、森中開けた場所でのシーンが多いが、引きの画だとよく分からない。印象的に色が使えるともっとすばらしい作品に仕上がったのに・・・なんて、今言ってもしょうがないけどね。[DVD(邦画)] 4点(2008-04-14 08:59:30)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 9 | 3.11% |
|
4 | 25 | 8.65% |
|
5 | 65 | 22.49% |
|
6 | 89 | 30.80% |
|
7 | 61 | 21.11% |
|
8 | 34 | 11.76% |
|
9 | 5 | 1.73% |
|
10 | 1 | 0.35% |
|
|
|