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プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ランド・オブ・ザ・デッド 世の中には撮りたい絵があってメガホンを取る監督と、映画が撮りたくて撮りたい絵を考える監督の2種類があると思いますが、ジョージ・A・ロメロは間違いなく前者だとわたしは思ってます。だからこそ彼の描く映像にはブレがなく、常に一定の水準で「撮りたい絵」に最も近いものを実現させている揺ぎ無い価値観がある。その彼が選んで来るキャストにも、その絵に彼らの容姿が必要なんだという必然性が感じられるし、名実共にゾンビ映画の第一人者という彼の気負いも買いかぶりも一切無しに掛け値なしの「撮りたい映画」をぶつけて来ることの誇り高さ、誰も真似の出来ない一途な愛情、天が彼を選んで任せた仕事に対するどこまでも忠実な態度は、彼をして数十年の才能溢れる生涯をゾンビに捧げたことで完全に報われていると言い切れます。ジョージ・A・ロメロほど一つのことに全身全霊を捧げ、やり遂げることの素晴らしさ、生涯を捧げた仕事に対する誇りとプライドを感じさせてくれる作家が他にあるでしょうか。全てのカットが、過去にファンたちを熱狂させた名場面、名カットにさりげなくつなげられ、これこそがゾンビなんだと心から納得させてくれました。何故ゾンビなのか、何故これが一つのジャンルとして確固たる地位を築き上げるまでになったのか、全ての答えがここにあると思います。これほどまでに長い間多くのファンに愛され、一つの時代を築き上げて来たゾンビ映画の、『ランド・オブ・ザ・デッド』はロメロからファンへの最高の贈り物であると同時に21世紀を迎えたゾンビ映画の一つの答えでもあるでしょう。おそらくこれからも続いて行くであろう人類とゾンビの最終戦争を予感させる筋立ても、よくある続編狙いの商売臭漂わず、ファンある限りその期待に応えてくれようとするロメロならではのサービス精神と素直に受け止められます。わたしは上映が続く限り劇場へ足を運び続けます。ロメロ監督のどこまでも誠実な態度に対してわたしに出来るそれが唯一の感謝の気持ちです。[映画館(字幕)] 10点(2005-08-28 18:59:56)

2.  ラッキー・ナンバー ノーラ・エフロンのクソ真面目なつまんなさが逆に妙なズレ方で却って面白くなってしまったという不思議な映画。ジョン・トラボルタの俗っぽい高級感と、ティム・ロスの存在感、リサ・クドローのバカっぷりが異様な相乗効果を出してました。話は不幸の泥沼系ですが、この微妙なまとまりのなさとあまりにも丁寧すぎるギャグのギャップにすんなり乗れればイケてる作品だと思います。わたしはこの手の哀しい小悪党モノは大好きですし、全体に腹黒いストーリーとおバカなキャラクターたちにはかなりの愛おしさを感じました。狙ったのか単に本当にダサいのかよくわからない中途半端に古いBGMとか、基本的にノーラ・エフロンって異常にセンス悪いと思うんですけど偶然にしろよくハマッていたので彼女の仕事としてはこれは傑作のうちに入れてあげたいと思います。明らかに人気低迷し始めたところのビル・プルマンの使われ方はちょっと気の毒な気がしました。一発芸だけ披露しに出て来るマイケル・ムーア、たぶん友情出演なんだろうけどこの人俳優だけやってた方がいいですね。キャスティング一発の映画ですがトラボルタってやっぱりいい雰囲気を作る個性だと思いますし、どう考えてもB級止まりの作品をここまで見せるのは大したものだと思います。エプロン姿のティム・ロス最高。8点(2004-11-04 01:43:37)

3.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル あまりにも何かやってくれそうな顔ぶれの割に、ちょっと驚くぐらいネタ割れが早かったという点で個人的には完全に拍子抜けした感じ。あまりにも早い時点で思いっきりネタさらしてしまった愚鈍さというか朴訥さにちょっぴり好感は持てる。正義を語るにはいささかヨワすぎるデビッド・ゲイルの人物像と、彼の貫こうとする信念との間にギャップありすぎ。挫折にあえぐアル中患者の泥沼人生から「愛」へと導いたのはいいが、死刑廃止運動に伴う社会思想との間に違和感がありどっちつかずに終わった。アメリカ南部に特別の恨みでもあるらしいアラン・パーカーだが映像センスやストーリー運びには安定感があり安っぽいストーリーの割りには格段に良い雰囲気をかもし出している。ケビン・スペイシーもケイト・ウィンスレットもやっぱり上手い。故に一定の水準を満たしたかのような錯覚を与えてしまう非常に罪作りなパターンにはなっている。しかしやっぱりどう考えてもコレはいくらなんでもネタが甘すぎると思う。今どきこの程度のオチに「エーッ」と驚けるほど無垢な人って稀少ではないですか。はっきり言って子供だましです。6点(2004-07-12 14:03:51)

4.  ランダウン/ロッキング・ザ・アマゾン 近頃珍しい、キチンとカラダを張ったアクション+好みのタイプのコメディで、私はスッキリ爽快に笑えました。ザ・ロックとショーン・ウィリアム・スコットの組み合わせもバッチリ、初顔合わせとは思えない息の合ったコンビで出来れば続編も見たいと思いますし流れとしても間違いなく続編アリだと思います。ウォーケンに駄作無し、と私はずっと思って来ましたが、もちろん今回も期待は裏切られませんでした。やっぱりこの人が絡む映画はそれなりの基準はクリアしてます。主役の2人が2人共、絶対日本ではウケないタイプなのでハリウッドコメディのお約束通り日本での評判はボロボロですが、私はこの手のタイプの映画はもう大好きなので、やっぱり無くなってもらっては困ります。予算潤沢ではありませんが、それなりにお金のかけ方のツボは良く押さえていました。CG多用したカメラワークも今っぽくて面白かったし、やはりビッグバジェットには見られない作り手の誠意とチャレンジ精神、このクラスの作品ならではの真剣味が評価できます。現場は楽しそうですし、何と言ってもこの結束感は見ている側に多大な安心感を与えてくれます。ザ・ロックは私、今回初めてなんですけど、肉体美だけじゃなくて運動神経を感じさせてくれるアクションスターとして、今後大いに有望なんじゃないでしょうか。次回作が今から大変楽しみです。9点(2004-06-14 03:34:24)(良:1票)

5.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 率直に、ハリウッド映画の実力を見せつけられた気がしました。渡辺謙、真田広之がこれほどまでに伸び伸びと、思う存分本領を発揮できる映画がこれまで日本から出て来たか、と思ったら、もう2人には申し訳ないくらいです。時代考証、武士道精神の解釈(というか方向性)、たしかにかなりおかしいです。ただしこの程度のデフォルメは、現代のアメリカ以外を舞台にした作品の場合なら普通に行われていることで、この映画が正しい歴史を伝えようとしているのならもちろん議論の余地はありますが、あくまでもファンタジーとして描かれている以上、ある程度物語に都合の良いお膳立てとしての誤りには目クジラを立てなくても良いのではないかというのが私の考えです。そもそもトム・クルーズにサムライ役をやらせよう、ぐらいのコンセプトで始まったものだと思いますので、ここまでのレベルの物を期待していなかった人がほとんどでしょう。今どき日本人でも滅多に理解することのない「武士道」スピリッツを、ここまできちんと描き切ったことは立派だと思います。そして戦闘シーンの迫力は、かつて日本で「大作」と言われたどんな作品も太刀打ちできるものではありませんでした。真田広之は現役の日本人俳優としては殺陣の第一人者だと私は思っていますが、彼の本領もいかんなく発揮されていてその姿に涙が出ました。欲を言えば、あれほどカツモトのサムライスピリッツに共鳴したオールグレン大尉には、ラストでカツモトと一緒にハラキリしてもらいたかったところです。まあそこはファンタジーですから。渡辺謙は、アカデミー助演男優賞を獲れるのではないかと本気で思います。素晴らしかったです。今年はもう「S.W.A.T.」どまりか、と本気で諦めていましたが、これはもう文句なく私の本年度ベスト1作品だと思います。 【追記】渡辺謙さんゴールデン・グローブ賞ノミネートおめでとうおめでとう。10点(2003-12-15 00:13:10)(良:2票)

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