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プロフィール |
コメント数 |
1201 |
性別 |
男性 |
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ないっす!!! |
年齢 |
60歳 |
自己紹介 |
客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。 別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。 もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…) 好きな言葉は「恋」 です。 |
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1. ランボー/怒りの脱出
1作目からキャラだけ借りて全くの別物のアクション馬鹿映画となっているわけなんですが、一般に認識されている「ランボー」のイメージは実はこの第2作以降のものです。
そう考えればこのシリーズをヒットさせてランボーというキャラを確立させた功績はこの映画にあると言って間違いありません。
グレムリン2で「んーランボー!」と言いながらモグアイが真似をするのも明らかにこの2作目のランボーですし。
さて、そのようなパターンは実はわりと沢山あって、わかりやすいのがエイリアン。
宇宙船だのエイリアンだのいうギミックを外してみれば実は地味なソリッドシチュエーション密室ホラーである「エイリアン」を、派手なドンパチアクション馬鹿映画にしたのが「エイリアン2」
ターミネーターなんかも似たパターンで(まぁターミネーターはまだ1作目の要素を残していますが)、2作目で派手なアクション映画に変身させて成功した映画というのは実は沢山あるわけです。
まぁ2作目というのは1作目を超える必要があるわけで、そうするとどうしても派手めにするのはしょうがないわけですが、そういう作品の嚆矢となって成功した作品ってなんだろう…と考えると、実はこのランボー2なんではないか、と思うわけです。
それまではレイダース→魔宮の伝説のように、1作目の路線をきっちり継承して続編を作るのが普通でしたから(代表的なのは007シリーズでしょうか)、まるっきり路線を変えて成功させたというこのランボー2というのはもっと評価されてもいいんじゃないでしょうか?
いや、僕が適当な事を書いてるだけかもしれませんが笑[地上波(吹替)] 6点(2020-05-23 13:23:03)(良:1票) 《改行有》
2. ライトスタッフ
《ネタバレ》 序盤、1947年の音速突破から50年代の空のスピード競争を淡々と描き「これはほんとに地味真面目な映画だな」と観客が認識仕切った頃にぶちかまされる大統領相手のプレゼン「宇宙飛行士におすすめするのはサーファーです云々」ってどういうギャグなんだ、おい! 個人的にはこのシーンがこの映画のクライマックス。
真面目に書くとアメリカ宇宙開発と飛行機の歴史から見て時系列がやや混乱するシーンがあり、たとえばクライマックスのアトラス6号の再突入にかぶって対照的に描かれるF104ジェット戦闘機の高度挑戦シーンは実は3年以上前の過去に起きた出来事で決して同タイミングのシーンではないんだけど、多分そこは映画のクライマックスとしての意図的な脚色。 とはいえ、歴史から見れば嘘に見える作りなわけで、そういうとこはちょっと嫌。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-25 22:39:38)《改行有》
3. ランボー
実にひさしぶりにこの映画を観た。
そういえばこの映画のレビューをここに書いてたのかな?と思って自分の書いたものを見てみると
「当時、ランボーマーボー天気予報、というネタを口にしなかった人がどれだけいただろう..」
という書き出し。
「おま!いや、俺だけど!」と思ってしまったわけだけど、確かにこの映画公開当時、そんなネタを口走ってたよな、と懐かしく思い出したのです。
さて映画の内容ですけど、多分この映画ほど未見の人に誤解されている映画も少ないのではなかろうか?と思われる映画です。
映画未見の人が描くランボーのイメージは、上半身裸でバンダナを巻いた、そう映画グレムリン2でモグアイが「mm--ランボー!」と真似してたランボーの姿であり、映画の内容としては「コマンドー」的なものだとイメージしてるはず。
(まぁランボーを観てない人はコマンドーも観てないだろうけど、それはさておき)
日本語で乱暴に通じるランボーというタイトルがさらにそのイメージを後押ししている面もあって、2作目以降はまぁそれでもいいんだけど、実はこの1作目はまるで別物。
70年代から増えた(実際アメリカで社会問題になっていた)ベトナム帰還兵ものというテーマを根底においた、わりとシリアスなアクションもので、そういう意味では未見の人にこそみてほしい映画だとも言えます。[地上波(吹替)] 6点(2004-01-22 13:12:34)(良:1票) 《改行有》
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