|
1. ラブ・アクチュアリー
この顔ぶれだけで期待度10点満点、ブリティシュアクター好きにはたまらん配役です。でも、せっかく自分の大好きな俳優が揃い踏みなのに、ちっとも絡んでくれなかったのには地団駄。カーティス作品らしく、ハートウォーミングで、積み上げたエピソードにも小技が効いていて、じゅうぶん満足な作品ではありますが、こんな顔ぶれ二度とそろうことはないだろうなー、と思うと残念。映画本編とは関係ないんですが、プログラムの編集内容がイマイチだったので、鑑賞後の印象減点1になっちゃいました。7点(2004-03-12 13:55:44)
2. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
見る前に、たぶんこういう展開の映画だと思う、と家人に説明してたら、まさにその通りの展開でした。役者の演技は見ごたえがあるのですが、あまりに分かりやすすぎて映画としては楽しめませんでした。社会派ドラマとして見ると、やや押し付けがましさを感じちゃうなー。5点(2004-01-27 11:14:59)
3. ラスト サムライ
大いなる勘違いに基づく壮大な時代劇ファンタジー。娯楽作品としては及第点。立ち回りや戦闘シーンの迫力も最近の日本映画ではなしえない素晴らしいものでした。そして点数の半分は渡辺謙さんの存在感に。
ただ、あまりにありえない設定なので、妙に醒めてしまいました。これは莫大な予算を投じた遠山の金さん暴れん坊将軍水戸黄門、なのね。アメリカ人が考えたんだなーと強く思ったのが列車強盗という発想。まるでアパッチVS第七騎兵隊?
映画ですから史実に忠実である必要はないとは思いますが、中途半端に史実を織り交ぜるものだから、かえって違和感が膨らんでしまいました。その違和感を差し引いても、あまりに「サムライ」たちがご立派に描かれすぎていて、私は感情移入できませんでした。6点(2004-01-08 12:36:48)(良:1票) 《改行有》
|