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1. ランボー3/怒りのアフガン
《ネタバレ》 『ランボー』シリーズって、本当にアクションの連続で歯切れが良い。この作品なんか、ひたすらアクションで、大佐を救出することを描くのに90分の映画になったなぁと感心する。最近はアクション映画でもストーリーが入り組んでいるが、このようにシンプルな映画も好きだ。特に今作は敵の砦内に侵入することもあって、スリルが今までもよりもあった。まぁランボーがやられないという前提では観てしまったけど。7点(2004-09-29 09:31:52)
2. ラスト・ボーイスカウト
ありきたりのアクション映画だった。それ以外のコメントをするのが難しいほど。この作品のブルース・ウィリスは『ダイ・ハード』で演じたジョン・マクレーンに限りなく近かったと思う。男らしさと茶目っ気などを兼ね備えた、ブルース・ウィリスならではのキャラクターだ。個人的意見としてはアル・パチーノあたりがその役を演じてみても面白かったかも知れない。『ダイ・ハード』シリーズと同様、脚本は半ばどうでもいい感じだった。5点(2004-09-12 01:28:19)
3. LOVERS
《ネタバレ》 チャン・イーモウ監督は武侠映画2作目ということもあって、前作とは少し違う方向性で今回の作品を仕上げたと思う。前作の『HERO』はアクション重視であったのに対し、今回はストーリー重視であったことは言うまでもないだろう。個人的にはもう少し派手なワイヤーアクションを期待していたのだが、「愛」をテーマとする作品では不要な演出となりかねない。派手なアクションを作らない代わりに、最初から最後までアクションシーンを分散させたために飽きずに観ていられた。冒頭のチャン・ツィーの舞踊、中盤の竹林での戦いや盾兵の襲撃、ラストの雪原での決闘…。これらが作品全体を色彩豊かに仕上げていると言っていいだろう。ラストの雪景色は少し強引な気もするが、あの美しい景色を観ることができたと思えば文句は言えない。『HERO』でもそうであったが、多数の伏線が張られたこの作品を観て、チャン・イーモウが「アジアのデビット・フィンチャー」的ポジションに私の中ではなってしまった。その監督が育ててきたチャン・ツィーも演技が上手くなったと思う。6点(2004-08-31 12:05:48)
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