みんなのシネマレビュー |
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1. ランブルフィッシュ D・ホッパー扮するアル中弁護士の父から、「お前はミスキャストだ。生まれる時代を間違えた天使だ」と言われる、難聴で色盲のバイクボーイ役をM・ロークが鮮烈に演じている。色盲のバイクボーイの目から観ているからなのだろうか、全編モノクロ、ただランブルフィッシュ=闘魚=ベタのみ、赤・青の原色が美しい。元ストリートギャングのリーダーだったバイクボーイを尊敬する弟にM・ディロン。兄が何故ストリートギャングから足を洗ったのか?どうしても理解できずに、いらいらとギャング仲間達と喧嘩に明け暮れる焦燥感を、流れる雲や廻る分針が象徴する。閉じこめられたような街から兄のバイクを駆って海に行くシーンが清々しい。M・ロークのハスキーな声と妙に浮遊感のある映像が印象的な傑作。9点(2003-02-13 17:00:09)(良:1票)
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