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1. ライトスタッフ
《ネタバレ》 この作品は、ほとんど喜劇です。登場人物個々の立場は同情するけど、世俗の垢にまみれた俗物ばかりに見えます。アメリカ全体がバカやって浮かれてる。彼らはこれと同じのりで北ベトナムを絨毯爆撃してたわけです。ジョンソンを下品な権力亡者に描いてるのは、監督の嫌悪感でしょうか。ただ、対象をつきはなした喜劇ではあっても、愛情をこめてることがわかるので、キューブリックのような冷たさはありません。
この作品で唯一、笑いの対象でない男はただひとり。イェーガーだけです。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-24 22:47:01)《改行有》
2. 乱
《ネタバレ》 映画館で観た初めての黒澤映画。もの凄く美しかった。プリントが新品だから
というのもあったけど、映画が美しいと感じた最初の映画と思う。
崩壊の美学にも酔った。
「神や仏は泣いているのだ!」という場面で、ちょっと目頭が熱くなった。
最近ハイビジョンで見直すと、自然の美しさが本当に大事な要素だったのだと納得。
みんな、ハイビジョンで観るんだ!
公開後25年。ますます評価が上がってる気がする。[映画館(邦画)] 8点(2010-10-10 17:47:46)《改行有》
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