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1. ランボー/ラスト・ブラッド
《ネタバレ》 そこそこ楽しめたので6点としましたが、重箱の隅をつつくような突っ込みを2つ。
悪い兄弟のうち凶悪なほうの弟を始末するシーンがないのはどうかと。こういうのって偉そう&悪そうな悪役が苦しんだり、命乞いしたりしつつも、主人公は取り合わず、冷徹に処理するシーンが見どころのはず(マッドマックス1の車に手錠で足を固定のシーンなど)。なのに、そのシーンがまったくなく、いきなり首なし死体となっているのは……ちょっと不満。
もうひとつ、単に人身売買や麻薬売買をやってる組織の連中が、ラストの戦闘ではなぜか訓練を積んだ軍隊ばりの装備、組織的展開をしていた点。ああいう連中はそういうことしないけどなぁと。まあ、ランボーなので軍隊と戦ってることにしたかったのかな。以上、2点「あれ?」と思いましたけど、見ている間はまあまあ楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-15 10:40:09)《改行有》
2. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 お互いの夢を叶えるためにピッタリだった相手と出会って恋に落ちる。
その相手は生涯をともにするパートナーにはなりえない人だったが、
そのとき彼、彼女と出会ってなかったらお互いの未来はまったく違うものになっただろう。
ある意味生涯の伴侶以上の人と濃密な時間を過ごした二人。
人生でもっとも大事な時期を支え合って共に駆け抜けた戦友に対して、最後の微笑がすべてを物語る。
ダンスはふつうだが音楽は圧巻。ファンタジックな映像も合う人には合う。
近年のミュージカルでは最高傑作と思う。この映画はミュージカルでなければ凡作で終わったかもしれない。
アメリカのエンタってやっぱすごいって思わせる逸品。[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-03-05 10:32:36)《改行有》
3. LIFE!(2013)
《ネタバレ》 雄大で爽快な映像と音楽。それだけで観る価値あり。
妄想の部分はともかく、現実(おそらく現実)の部分も妄想のように受け取れますが、それはそれでファンタジーらしくていい。ひょっとしたらどっちでもいいのかも。
ユキヒョウが現れる場面でのショーン・ペンとの掛け合い、一緒にサッカーをやるシーン、高山を歩く場面、スケボーで疾走するシーン……等々、記憶に残る名場面がたくさん。
デビッド・ボウイのSPACE ODDITY最高![CS・衛星(字幕)] 9点(2015-01-29 20:16:16)《改行有》
4. ラビット・ホール
《ネタバレ》 事故や事件の被害者となって大事な人を失った者は何によって癒され、立ち直っていくのか、あるいは立ち直ることがないのか…。周囲の人の支え、家族の励まし、あるいは被害者の会などで同じ境遇の人と交流を持つことか。作中のキッドマンにとっては、そのどれもが意味のないことだった。何をやっても失った息子は戻ってこない。それがすべてなのである。しかし町で偶然見かけた加害者少年と交流を持ち始めて少しずつ変わっていく。キッドマンにとっては、亡くなった愛息を感じることができる唯一の対象が彼だったのだ。そうして始まった幾度かの対面により、加害者の事件への深い悔恨の念を知り、少年が描いたパラレルワールドを題材とした漫画「ラビット・ホール」を読むことになる。ラビットホールの世界ならば同じ自分たちが幸福な人生を歩んでいたかもしれないという少年との会話が切ない。
同じ境遇にある旦那さんの葛藤、終盤の母親のセリフなど印象的な場面多数。キッドマンはこれくらいの演技はやって当然か。全体としてなかなかの良作で7点。この少年を加害者役に起用したことに+1で8点。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-02 19:30:42)《改行有》
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