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1. リヴィッド
ダリオ・アルジェントを思わせる画作りや、ヒロインのビジュアルは好きだが、内容が少々難解で退屈。この監督の前作『屋敷女』はホラー映画史に残るウルトラ・スプラッターだったが、今回は落ち着いた雰囲気のゴシックホラー。随所に監督のセンスが光るが、ここから更に一歩踏み込んだ作品を撮って欲しい。次回作に期待。[DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 22:15:32)
2. リンカーン弁護士
《ネタバレ》 マシュー・マコノヒーがいい感じに年を取り、ダーティな弁護士役がこれまでにないハマリ役。マリサ・トメイ、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・レグイザモといった脇役陣にも恵まれ、久し振りに満足度の高い法廷サスペンスとなった。『リンカーン弁護士』とは変なタイトルだが、原題もそのまんまというのが笑える。しかし、言うほどリンカーン(高級車)がクローズアップされていなかったような…。[DVD(邦画)] 7点(2013-02-12 22:04:13)(良:1票)
3. リアル・スティール
《ネタバレ》 おおまかなストーリーラインは『オーバー・ザ・トップ』&『ロッキー』のロボット・バージョンといったところで、予告編で観た通りの内容。しかし、このベタに徹した作りが、大人も子供も楽しめるエンターテインメント作としては大正解。CG技術の飛躍的な進歩により、「ロボット・ボクシング」なるSF的設定を何の違和感もなく映像に溶け込ませている。ヒュー・ジャックマン扮する父親は、お金で親権を売るような最低野郎だが、子供も負けてはなく、かなりのマセガキで父親と対等に渡り合う。最初は全く反りの合わなかった二人が、「ATOM」という名のスクラップ同然のロボットと出会い、ロボット・ボクシングの試合を通じて絆を深めていく(製作者はかなりの日本のロボットアニメのファンなのだろう)。ひとつ気になったのは、亡くなった母親のことがほとんどスルーされている点。「いいママだった」などと台詞では言っているが、もうちょっとストーリーに絡めても良かったのではないか?また、今後の父子の暮らしがどうなったかが気になる。[DVD(吹替)] 7点(2012-07-19 14:08:11)
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