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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  リチャードを探して シェイクスピア啓蒙映画とでも言うのか、ぶっちゃけて言えば、パチーノの自己満足映画なんだけどね。「ディアボロス」の撮影中に、キアヌがパチーノとシェイクスピアで盛り上がった話は知っていたけど、パチーノが、ここまでシェイクスピアに思い入れがあるとは知らなかったなぁ。パチーノの目指すところを汲めば、「シェイクスピアだ」と構える必要はないし、格調高くなる必要もないわけで、シェイクスピア劇も、当時の大衆劇だし、専門家に言わせると、さり気なく卑猥語の宝庫なんだそうだし。ただ、そのさり気なさが英語を精読出来ないと分からないのだそうだけど、歌舞伎の際どさに似て非なるものなのかもね。構えずに、ひとつの作品の作り方、役者の役の作り方的に見れば、ドキュメンタリーとしてそれなりに楽しいし、英国コンプレックスも面白い。弱強五歩格も、やっと分かった次第だし。なんか、物凄く難しい演劇理論かと思っていたけど、つまり「声に出して読みたい日本語」みたいなものなのね。「知らざぁ言って聞かせやしょう」みたいな、歌舞伎の七五調感覚で、これもまた、似て非なるものなのかもね。「リチャード3世」は、ある意味、勝ち負けや白黒を付けたがるアメリカ人や日本人には、物語としては分かり易い話ですよ。ただ、成り上がった末に破滅する話は、アメリカ受けはしないような気はするけど。彼らは、成りあがった末に栄光を掴む話の方が好きだから。盛者必衰は、むしろ、日本人向けかもね。6点(2004-07-28 23:31:56)

2.  リトル・ブッダ ベルトルッチ監督のアジア観や宗教観はともかく、見終わったあとの感想は、「これって、欧米の人が見て、分かるんかな?」だった。理解とかいうんじゃなくて、感覚として共感なり共鳴なりとか、出来るんかな? まあ、アメリカで受けなかった理由は、分かったけど。でも、日本の風土に育っていても、さて、どうか。輪廻転生や、色即是空、空即是色の意味、中道の在り方、海に還り、空に還り、大地へと還る理とか。勿論、分かったような気になるだけで、本質なんか分からないけど、これって、今風に言えば、マトリックスの世界だよなぁ。マトリックスも、器と魂の中道を求める話だし。ネオも、救世主というよりは、求道者という感じだし。そういう風に見れば、本作も分かり易いかもしれない。たど、映画的には、もっと、こう、人生の岐路に立った父親の方の魂の救いみたいな感じを強調すれば、もう少しは一般受けしたかもしれないな。それにしても、キアヌの、モナリザの微笑は、御見事。モナリザの微笑は、見る人によって、慈愛に満ち、癒しにも見えるけど、逆に、人によっては、軽蔑され、見下されているようにも見えるんだそうだけど、つまりアルカイック・スマイルなんだよね。ガリガリに痩せて、ボーボーの髭面、ボロボロの衣装でも、川に入った時の解き放たれた表情といい、本作のキアヌは、本当に美しいです。物語としては、6点なんだけど、キアヌのアルカイック・スマイルにプラス2点。8点(2003-08-15 23:33:25)

3.  リバー・ランズ・スルー・イット 光と緑と水を、澄んだ空気で丁寧に丁寧に織り上げたような一作。自然の色を、ここまで綺麗に撮ることが出来るんだなぁ。そして、ブラッド・ピットを最も美しく撮った作品。兄の「この世を超越した芸術品のようだった」と、父の「あの子は美しかった」の言葉に帰結するためとはいえ、マジで綺麗。それも、手を加えた造形美ではなくて、風景に溶ける自然な美しさは、ピット自身の持つ魅力もさることながら、当時まだ無名に近かったピットを起用したレッドフォードの目と、その瞬間を切り取った撮影スタッフの手腕は凄い。若くして亡くなった弟への懐古と故郷への想いを綴った、兄の原風景的な叙情を、変に荒れさせることなく、それは綺麗に、それは見事に描き出している。突っ込んで言えば、女はやっぱ、安定がいいかぁ、てか? いえ、それでもやっぱり、ポールが可愛い。8点(2003-05-18 22:29:28)

4.  リプリー 正直に言って、ミス・キャスト。女優の配役をそのままにするなら、マットとジュードが逆の方がいいし、男優の配役をそのままにするなら、グィネスとケイトが逆のがいいような気がする。あのディッキーの恋人に、グィネスは地味過ぎ。何より、マット・デイモンには申し訳無いが、このトムでは、あれだけの女があんだけ振り回されても許せるほどの男性的魅力も感じなければ、母性本能をくすぐるような魅力も、感じない。まして、短期間の交友でピーターに「ミステリアス」と言わせる程のものは、まったくなくて、それだけで話が嘘っぽい。でも、構成に難を感じる中、肥大した自己愛とどこか自己被虐的な、病的な役を、マット・デイモンは見事に演じている。ま、こういう役なんだから、しようがないよね。グィネスがマットに迫られるシーンで、「セブン」でトレイシーがジョン・ドゥに殺される直前って、こんなだったかもと、全然別のことで、感心してしまった。6点(2003-02-25 23:05:36)

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