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1. リクルート
《ネタバレ》 ここでの評価が高いので期待して観たのですが
正直いまいちでした。そもそもアルパチーノが登場した時点で
まさか彼が黒幕とかそんな単純な話なんじゃあないでしょうね、
と思って観ていたら、結局そのまんま。役者の起用というのは
難しいですね。
映画の主題が、新入り職員たちの地獄の特訓物語なのか、それと
もCIA内部の裏切り者のあぶり出し作戦なのか、両方欲張って結局
どちらも中途半端になってしまったような。
主人公のお兄さんもMIT卒の天才プログラマーには見えないし、互い
の騙しあいが行われている中で、簡単に仲間の女の子に気を許して
ナンパしてしまうところで不合格なのではないでしょうか。
また重要なソフトを巡る展開であれば、もう少し高度なIT技術を描
かないと今の時代では薄っぺら感しか感じられませんでした。[地上波(吹替)] 6点(2021-06-08 19:14:29)《改行有》
2. 猟奇的な彼女
《ネタバレ》 「ラブストーリー」を先にみてから、こちらをかなり期待して見たので、最初の100分を見る限り単なるドタバタコメディとしか思えず(遊園地での脱走兵とのからみは必要だったの?)、その時点での率直な感想は「なんなんだあ、これは!」というもの。その後のラストまではそれなりに良かったし(山の上の木の下におじいさんが座っていたので、もしかして、おばあさんになった彼女が現れて、あれから50年後に二人はようやく再会を果たしました、とかいう陳腐なエンディングになるんじゃないかと不安でした)、それまでが伏線であったことは分かるのだけど、やっぱり前半部分はもう少しなんとかしてほしかった(日韓の文化の違いもあるかも)。評価が分かれているのもそのあたりにあるのではないでしょうか。これから見る人は、最初の100分間我慢して見てください、彼女が山の上で叫ぶところから以降はとても良いですから。ちょっと辛目の6点。6点(2004-02-24 09:57:43)(良:1票)
3. リング(1998)
《ネタバレ》 日本の代表的ホラー映画と言われるけども、素直に怖がれない自分はひねくれ者なのかと悩んでしまう作品。世の中テレビから携帯電話に媒体が変わってくると、貞子さんは時代に遅れまいと今度は携帯電話の小さな液晶画面から必死に這い出してくるのかな、とか考えてしまうのです。それはさておいてもプロットの中で一番ひっかるのが、別に悪いこともしていない普通の女子高生たちがただ呪いのビデオを見たというだけで、もがき苦しんで貞子さんに呪い殺されてしまうという点。まだまだこれから楽しい輝く人生があったはずの彼女等にとって相当恨みを残して死んでいったのではないですか。この恨みは、超能力を持ち合わせてしまったという確たる理由があって、井戸に投げ込まれて殺されてしまった貞子さん(それも可哀想なことではあるのですけど)のそれと比べても、絶対女子高生の残した怨念の方が大きいはず。ということは、今度は貞子さんが、女子高生の怨霊に取りつかれてもがき苦しむことになってしまうのではないのでしょうか。いやそうならなければ不公平ですね。あの世に行ってまでも階級があって、恨みを晴らせるのは特権階級の死者(=貞子さん)だけなんていうことでは我々は死んでも死にきれないでしょうから。少なくとも私がこんな殺され方をしたらとことん貞子さんにとりついてあげますね。5点(2003-08-09 14:21:19)
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5 | 26 | 8.58% |
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6 | 197 | 65.02% |
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7 | 48 | 15.84% |
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8 | 10 | 3.30% |
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