|
プロフィール |
コメント数 |
288 |
性別 |
男性 |
年齢 |
54歳 |
|
1. リトル・ダンサー
ロイヤルバレエに不合格でも仕方ないが、やはりあのラストは嬉しい。ビリー役の子の演技が自然体で良かった。細かい仕草や表情まで演出が行き届いている。そもそも、バレエなんてお金持ちの子が習うもんである。文化活動にいそしめるのは生活に余裕がある人達だ。それだけに、苦しい家計の中で息子の成長を支えたお父さんが偉い。観ている側も救われる思いである。ラストで登場するビリーのたくましい背中に大感動。完全に親の気持ちになっていた。8点(2004-07-28 00:54:10)
2. 猟奇的な彼女
岩井俊二監督が韓国映画・ドラマ界に与えた影響が推し量れる。この作品も“冬ソナ”も明らかに『Love Letter』がモチーフである。山に向かって叫ぶという演出は、相当韓国の人たちの琴線に触れたらしい。「死んだ恋人」という素材にも、いろんな調理法があるもんだ。コレは最上級の調理法でしょう。親密でありながら微妙な距離間の2人。いわゆる“友達以上、恋人未満”って王道だけど、キョヌの気持ちは痛いほど分かる。告白することによって今の関係が変わってしまうのが怖くて勇気が出せないんだよね。2人に用意された「延長戦」は見事な構成である。偶然というより必然を感じた。確かに中だるみもあるが、それを帳消しにしてくれるだけの温かなラストが待っていた。8点(2004-07-25 19:10:33)
3. 竜馬の妻とその夫と愛人
三谷幸喜は歴史モノも結構好きなんですよね。他にも巌流島の決闘や大津事件を扱った傑作があります。本作もドタバタコメディの要素があるので、やっぱり舞台で観るのが一番良いと思います。アドリブも舞台で見ると楽しいのですが、映画だと不自然に見えてしまいます。前半は退屈ではありますが、三谷ワールド全開の後半への大切な布石。愛人が絡んでの話し合いからラストのオチは楽しめます。本作の鈴木京香は、むっちりとして大人の色香を醸し出すのに最適なキャストです。演技力もしっかりしていて、いい女優さんになりました。6点(2004-05-05 15:45:28)
4. 旅情(1955)
骨董品屋のオジサンが、なぜこのオバチャンにアプローチするのか理解に苦しむ。でも、ラストには賛同できる。展開は唐突だったが、そうあるべきだし、そうでなければならない。あのラストでなければ、この映画たりえない。5点(2004-01-25 11:48:43)(笑:1票)
5. リバー・ランズ・スルー・イット
精神的にマル。心が疲れたときにはオススメしたい。大自然の雄大な景色と優しい音楽に心洗われた。盛り上がりとかクライマックスは無いけど、いい映画だったなぁと思えた。ストーリー云々よりも、光と緑の眩しさが印象に残る。7点(2003-12-18 23:15:13)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 2 | 0.69% |
|
3 | 10 | 3.47% |
|
4 | 21 | 7.29% |
|
5 | 49 | 17.01% |
|
6 | 76 | 26.39% |
|
7 | 63 | 21.88% |
|
8 | 44 | 15.28% |
|
9 | 19 | 6.60% |
|
10 | 4 | 1.39% |
|
|
|