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プロフィール |
コメント数 |
173 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/ |
自己紹介 |
レビュワーになって丸15年が経ちました。
14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。
「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。 こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…
そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、 今年もどうぞよろしくお願いします・・・ |
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1. リトル・ダンサー
《ネタバレ》 行き詰まった世界を粉々に打ち砕くような情熱―パッション。彼の踊りはそれ以外のなにものでもない。何よりすごいのはそのすべてが無意識のうちに形作られていくところ。
彼は踊りが好きなのではない。ただ踊らずにはいられないだけなのだ。その渇望を閉じ込めようとすればするほどそれは爆発のようなエネルギーをもって外の世界に弾け出る。
そのエネルギーをこれほどまでに巧みに描いた映画があったであろうか。この弾け出るようなエネルギーのほとばしりに触れられたということだけで、私は十分この映画に出会えたことを感謝したいと思う。
男のバレエ?不遇な環境に置かれた才能ある少年のサクセス・ストーリー?「鳶が鷹を生んだ」かのような凡庸なる父と非凡な子の葛藤と愛?衰え行く炭鉱産業の悲哀?そんなものたちは所詮脇役にしか過ぎない。
理屈じゃない。自分にすらコントロール不能の情熱を天から突然授かってしまった少年の一挙手一投足の全て。それこそがこの映画の肝である。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2008-11-11 18:11:34)《改行有》
2. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 前半のイライラした家族関係のころのほうが、個性爆発の家族としての面白みがあったような気がします。旅を通じでだんだん結束していく家族って展開なのはわかりますが、この映画が特に他のこの手のほのぼのロードムービーから突出しているとはどうも思えませんでした。ぶっちゃけたところ「ありきたり」じゃないかな、と。まあ、子役のお嬢ちゃんはこまっしゃくれた天才子役ちゃんたちよりよっぽど愛嬌があってかわいらしかったです。確かにラストのダンスは正直辛かったけど、ね。[DVD(吹替)] 5点(2008-03-24 17:13:27)
3. 旅情(1955)
《ネタバレ》 あれぇ?意外と評価低いんですね?特に最近の方(苦笑)!いやいやわたしにゃこれこそ名画だって映画なんですけどね。昔日曜洋画劇場で観た子供の時には、「あーあこんな旅(ロマンスじゃないよ、一箇所長期滞在型でホテルの女主人と友達になるような旅ってこと!)してみてー」って心のそこから思ったモンだった。あのころはそんなことが出来る時代がくるなんて思ってもいなく「兼高かおるの世界の旅」でも観て我慢しているだけだったが、そう思うと日本も豊かになったモンです(遠い目)・・・さて映画についてはベタベタでお世辞にも美男美女ではない中年の恋をここまでさわやかに描いた佳作であると思います。ヘップバーンは初心なハイミスを嫌味なく演じているし、イタリア男はいかにもありがちなナンパおじちゃんをリアルに演じている。ただ問題なのはこの映画にフラっときちゃったんだか普通のオネエチャンやオバチャンたちが密かに恋をもとめてヨーロッパにくりだしちゃったその後の世相にあるのではないでしょうか?実際の恋(というかアバンチュール?)は残念ながら映画みたいに美しくはいかんのですよね・・・
[地上波(字幕)] 8点(2007-10-18 17:34:39)(笑:1票) 《改行有》
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