みんなのシネマレビュー |
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1. リアル・ペイン〜心の旅〜 《ネタバレ》 亡くなった最愛の祖母を偲んで、いとこ同士で史跡ツアーに参加するロードムービー。人生に疲れ、傷心のオイラ。旅の道連れは疎遠になっていたいとこ、それぞれ多様な人々。道中鬱積していたモノを開放、徐々にストレスを解消していくオイラ。注がれるのは周囲の温かい眼差し。痛々しく痕跡が残るホロコーストの強制収容所を訪れる。そして、終着点は祖母の家。旅を終えて、見つめるのはその先。オイラの人生これから、まだまだ捨てたもんじゃねえ。わずか90分で心が洗われるハートウォーミングストーリー。キーラン・カルキンがオイラを好演し、米アカデミー最優秀助演男優賞受賞。良作。[映画館(字幕)] 7点(2025-04-23 22:11:01) 2. リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様 《ネタバレ》 <Glory>を映画館観賞より約3年半ぶり、<Decide>をDVD観賞。連載開始から22年、3DのCGアニメ映画化。SFタイムスリップ、ファンタジー、アドベンチャー、テニスアクション、ミュージカル…。多くのジャンル要素がしっかり詰まっていて、意外と引き込まれた。冒頭からオールスターキャストによる豪華なダンス×ダンス。本来は冷血的なリョーマくん、今作ではいつになく情熱的にして人情的。お歌とラップ歌唱は激レアだぜ。愛しきリューザキはオイラが守る。黒幕のゴリラ女は一切色気ないけど、存在感あったな。ワイルドすぎるオヤジ、親子のドリームマッチ。<Glory>では猿山の大将・ケーゴ様の大人の色気炸裂。<Decide>では手塚部長のお歌を拝聴。テニプリの魅力が凝縮された作品。アニメ映画では異例と言える傑作の域。[映画館(邦画)] 8点(2025-04-12 22:45:02) 3. リュミエール工場の出口 《ネタバレ》 1895年制作、上映時間1分弱。おそらく最古にして最短の映画。工場労働が終わって出て来る人を映す。ただそれだけなんだけど、それゆえに価値がある。これも貴重な1本の映画鑑賞。[インターネット(字幕)] 6点(2025-01-11 21:59:46) 4. RETURNER リターナー 《ネタバレ》 山崎貴監督初期のSFアクション。主役は、若くてまだ青年のようなタケシくん。ヒロインは、若くてまだ少女のアンちゃん。敵は、若くてまだチンピラヤクザみてえなゴローくん。脇役は、若くてまだおばちゃんレベルのキリンちゃん。何だかちゃちなドンパチ映画かと思ったら、最終盤に意外な伏線回収。さすがは山崎貴監督。[DVD(邦画)] 6点(2024-12-25 03:24:19) 5. リトル・マーメイド(2023) 《ネタバレ》 ディズニーアニメの実写版。瞳の間にちょっぴりキョリのある黒人女優が人魚姫アリエル。ワイルドでがっちり。評判ほどは悪くねえ。内容はアニメにほぼ忠実。コミカルなテーマ曲も健在。この再現性は宜しいですな。[映画館(字幕)] 6点(2023-07-02 02:40:45) 6. リコリス・ピザ 《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。1970年代の米国を舞台に描かれる恋愛青春物語。出っ歯で目と目が近すぎる姐さんカノジョと、ちょっと太めの三枚目カレシ。決して美男美女ではない二人による10歳差の恋愛。ウォーターベッド販売や選挙活動などが淡々と描かれるが、ほとんど引き込まれなかった。[映画館(字幕)] 6点(2022-07-24 01:32:00) 7. 竜とそばかすの姫 《ネタバレ》 約1年9か月ぶり2度目観賞。ラ~ラララ♪…細田守監督による音楽をテーマにした仮想世界ファンタジー。現実では現役のJK、アチラでは歌姫。いずれもチャームポイントはそばかすのアタシ。前半はゴタゴタしてナニをしたいのか分からぬ支離滅裂な印象だったが、「竜」と名乗る少年を暴力オヤジから保護するために満を持して披露するアタシの生歌の場面は爽快。とは言え、竜のオヤジの腰抜けぶりは情けねえ。役所広司の声が耳に入ってきたと思えばアタシのオヤジやんか。とりあえず、前半の冗長さがもったいねえ。[映画館(邦画)] 6点(2021-08-12 02:03:03) 8. リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 オンガク好きのオイラ、三枚目犬のダンテとあの世を大冒険する一夜。愛娘・ココに捧げる曲をギターで弾き語るガイコツ、風貌はまるで「ワンピース」のブルックやな。吹替版の声は我らが藤木直人。お父ちゃんを忘れねえでけろ。今や何も言えへんしわっしわのおばあさんになったマダム・ココとハモるオイラ、名シーンだね。悪役が卑怯なだけの小者でストーリー性は並みだけど、終盤に心温まるファンタジーアドベンチャー。良作。[DVD(字幕)] 7点(2020-05-06 00:47:52) 9. リチャード・ジュエル 《ネタバレ》 正義感に燃ゆるデブ警備員、リチャード・ジュエル。アトランタ五輪爆破テロから人々を救った英雄より一転、爆弾設置犯の容疑者に。敵はFBIとマスコミ、味方は母ちゃんと弁護士だけ。 温かい母子愛と熱い漢の友情。イーストウッド節で淡々と語られるが、静けさが感動を呼ぶ。おいらはやってねえ…懸命な訴え。爽快な結末。良作。[映画館(字幕)] 7点(2020-02-02 01:01:36)(良:1票) 10. リトル・マーメイド(1989) 《ネタバレ》 約3年半ぶり2度目観賞。実写版観賞に向けて復習。ハンサムな王子に一目惚れしちゃう人魚のアタシ。デブ魔女の魔法で憧れのあんよと引き換えに何も言えねえ人間になり、王子との恋をゲットするため踊り歌いながら奮闘。デブ魔女をやっつけてお父ちゃんの魔法で人間になり、そのままあんよも王子のハートもゲット…都合良すぎるのはいかにもディズニーアニメらしいよね。だけど、端的で分かりやすく見応えを感じた。[DVD(字幕)] 6点(2019-12-01 23:39:23) 11. 龍三と七人の子分たち 《ネタバレ》 元ヤクザの七人のクソジジイが集結。アキラくんの仏さんを盾にして詐欺グループへ殴り込み。誤ってアキラくんの仏さんをボコりまくり。面白えのはそこだけ。駄作。[DVD(邦画)] 5点(2019-08-11 18:39:20) 12. リベンジ・マッチ 《ネタバレ》 スタローンVSデニーロは、往年の「ロッキー」VS「レイジング・ブル」。30年の時を経て、因縁のぶつかり合い。決してきれいな汗ではなく加齢臭が漂ってオッサン臭いが、熱さは伝わってきた。生タマゴ一気飲みや、ぶら下がった食肉などロッキーのオマージュがあった。血と汗と涙のフィナーレ後に、まさかのマイク・タイソン。[DVD(字幕)] 7点(2014-08-31 22:17:21) 13. リトル・ロマンス 《ネタバレ》 おませな女の子と、男の子のウブな青春。それにローレンス・オリヴィエ演じるスリ師のじいちゃんが加わりフランス・パリからイタリア・ベニスへ家出逃避行。道中いろいろありますが、ため息橋の下でのロマンスへ向けて一直線。稚拙で生ぬるいロマンス珍道中と言われるとそれまでですが。テンポのいいテーマ曲。[DVD(字幕)] 6点(2014-06-15 02:54:07) 14. リトル・ランボーズ 《ネタバレ》 名作「ランボー」に魅せられた少年たち青春のひととき、“ランボーごっこ”。ランボウの息子としてお手製の映画を撮る少年たちの友情。コメディ風でやや冗長でしたが、フィナーレで固い友情と兄弟の絆を示していました。独特な雰囲気の小品ドラマ。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-15 00:37:24) 15. リンカーン 《ネタバレ》 約10ヶ月ぶり2度目観賞。晩年のエイブラハム・リンカーン大統領、奴隷解放を懸けて奔走する信念のドラマ。戦争の裏で展開する政治トークが中心で引き込まれませんでした。終盤の憲法修正案下院評決は息詰まる投票戦、勝ち得た“自由”に歓喜。そして悲劇の最期。希有の偉人を熱演するのはダニエル=デイ・ルイス、容姿をよく似せて魂が乗り移ったかのような迫力ある演技で米アカデミー主演男優賞受賞。[映画館(字幕)] 6点(2013-05-01 01:37:09) 16. 旅情(1955) 《ネタバレ》 行きずりの熟年愛。旅先で一人寂しく過ごす中年女性と妻子持ちの中年男性がイイ仲に。そんなイケナイ恋愛と知りつつも至福のひとときを楽しむ二人。駅ホームでの別れ、恋人との別離場面の決定版。[地上波(字幕)] 6点(2013-01-22 01:53:16) 17. リプレイスメント 《ネタバレ》 ひと癖もふた癖もある問題児軍団を率いるのはクールなクォーターバック。お決まりの酒場での大乱闘シーン、チームがプレーオフに進みキアヌはチアガールをゲットしてハッピーエンド、ベタな筋書きですが楽しめました。細身でニヒルなイメージのキアヌがビルドアップしタフな熱血漢を好演。ハックマンも闘将監督を熱演。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-08 20:58:55)(良:1票) 18. リベリオン 《ネタバレ》 無表情・無感情にして冷徹必殺ガンマン。感情を抑え込まれた独裁政権への反乱。超人的な身のこなし、体術“ガンカタ”炸裂、圧巻・爽快。主演クリスチャン・ベールのアイドル的作品。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-03 00:27:00) 19. リチャードを探して 《ネタバレ》 アル・パチーノ監督にして主演、映画本編とメイキングドキュメンタリーが交互に散らされた味のある異色作。真に迫る映画舞台裏。邪魔者を続々消していく狡猾な野心家をパチーノ怪演。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-08 01:29:05) 20. 理由なき反抗 《ネタバレ》 ジェームズ・ディーン主演3作の1つ。思春期に揺れる高校生たちに振り回され困惑する大人たち。あの若さとルックスで陰影を含んだ表情を見事に表現するジェームズ・ディーン、その存在感がこの作品の全てに値します。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-07 23:53:56)(良:1票)
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