みんなのシネマレビュー |
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1. リトル・チルドレン 《ネタバレ》 現状への不満を他で補おうとしていると、そちらのほうに夢中になってしまう主にふたつのエピソード(サラとブラッドの浮気、ラリーのロニー糾弾)。 要はどちらも浮気が本気になっちゃった話。 どうにもこの作家はそのシチュエーションに興味を持っただけの心理学習いたてで物語の作り方を知らない素人っぽい。 ラリーはばあちゃん殺しちゃって、その揚げ句ロニーの去勢にまで発展しちゃって痛い目みるものの、あの反応はショック状態にしかうつらないし、サラとブラッドに限ってはあれだけ破綻への向きを煽っておきながら、簡単な収束。 ドラマへの発展のさせ方を知らないんじゃないのかな、という疑問さえ抱く。 ナレーションの使い方も中途半端(説明の補完という最悪の使い方程度)。これならキャラクター各々のモノローグとして自身の行為を正当化する言い訳をちりばめた方が面白かった気がする。[DVD(吹替)] 1点(2008-01-09 03:23:51)《改行有》 2. 理想の恋人.com 《ネタバレ》 恋人がいなければ幸せではない、というとんでもなく狭い視野しか持てない人々しか存在しない世界観がとんでもなく窮屈で、違和感あり過ぎ。 自分の問題には目もくれず相手を非難するのみで、脈略もなくあの人が運命の人だと締めくくる。 出会い系サイトの宣伝映画?[DVD(吹替)] 0点(2007-12-28 05:00:33)《改行有》 3. リベリオン 《ネタバレ》 地上波放送の吹替版で観たのですが、感情を消すというのは誤訳じゃないのでしょうか? 感情を消してしまっては思考も低能になってしまうでしょうから、世界観は矛盾だらけになってしまうと思うけど。描写にしても感情的になってんじゃん、て場面が山とありましたし。 あと最後、あの状況で実はまだ武器を持ってました、なんて解決法は著しく作品の出来を下げてしまうほどマヌケ。[地上波(吹替)] 4点(2007-11-29 18:23:54)《改行有》 4. リトルフットの大冒険 謎の恐竜大陸 《ネタバレ》 トリケラトプスとプテラノドンの子供にはそれぞれドラマ処理が施されているものの、他の子には特になし。 主人公の子には母の言葉に猛進するあまり仲間のことを考えず行動して・・・という展開でもあるのかと思っていただけに残念。 まあ、まとまっているということでそれなりの評価を。[ビデオ(吹替)] 5点(2007-11-17 18:28:01)《改行有》 5. 隣人は静かに笑う 《ネタバレ》 短編ミステリーをそのまま長編映画にしちゃったような作品。 主人公にそうせざるを得ない動機設定がなされていないと陥穽の企てとしてはどうにも・・・。[地上波(吹替)] 4点(2007-10-04 19:56:28)《改行有》 6. 旅情(1955) 欲求不満の中年女性の憧れで成り立っているだけの映画。[地上波(吹替)] 0点(2007-08-21 20:17:54) 7. 竜馬の妻とその夫と愛人 三谷幸喜に精通する人なら使い回しのネタが多く詰まらないだろうし、終盤に至るまで漠然としたシチュエーションで進み、退屈かも。 序盤から妻が江口洋介演じる人物と蝦夷へ行くという危機的状況を提示して、それへの対応へ、というプロットの方が観やすいと思う。 しかし、劇場で観賞した当時の自分も退屈したけれど、数年の後観直してみるとドラマ部分は何とも切ない泣けるお話であることに気付きました。個人的に過去に囚われている人の話って堪りません。三谷幸喜脚本でコメディを期待してしまうと評価は余計に下がるんでしょうね。[映画館(邦画)] 8点(2007-08-06 05:52:40)《改行有》 8. リリイ・シュシュのすべて 前半部分ばっさりカットしてもいいくらい・・・作品の半分が説明ってのは辛い。 見返す時は蒼井優登場あたりから観ることが多いです。[映画館(邦画)] 7点(2007-07-17 08:10:50)《改行有》 9. リアリズムの宿 物語としてはすっからかんですが、コントとして観ればなんとか観れる。 公開当時劇場で観て、びっくりするぐらい聞き取りにくい箇所が多かった作品として記憶に残ってる。[映画館(邦画)] 4点(2007-07-15 08:00:00)《改行有》 10. 猟奇的な彼女 《ネタバレ》 「死んだ人が忘れられない」なんてのを障害にしちゃうと対処のしようがないですから、やはり娯楽作品にはなっていない(「101回目のプロポーズ」はそれでも闘ってたな~)。 結局時間が解決に向かわせるってのをうまく処理したなってことぐらいが評価できる。 思わぬ再会を果たすのにときめく人もいるのでしょうが、作り手目線で見ると楽しただけだし。[映画館(字幕)] 4点(2007-07-13 01:40:07)《改行有》 11. リンダ リンダ リンダ 筋というものがなく、漠然と学園祭で演奏しようという方向性でまとめているだけ。 「だけ」ですけど、心地よく観れますね。 「デープ・ブルー」なんてものも映画として扱われるのだから、同じく「学生」を捉えただけのような作品があってもいいのかな(故に共通項がなければ、「なんじゃ、こりゃ」で終わる人もいるでしょうね)。 実体験としても、現在持つイメージにしても「学生」には「ぐだぐだ」という印象がある。気まぐれに好きになったり、嫌いになったり。それでいてプライドは高く、理不尽を拒む。 懐かしい人物やエピソードや時間や空気に溢れています。 この監督の作品はどれもまったりとした時間を作りますよね(全編そうだったりするので閉口する場合もある)。内容よりムードを伝えることに興味のある人なのでしょうか。 あと、すっとぼけたソンの描写はどれも笑えました。[DVD(邦画)] 8点(2007-07-12 02:59:11)《改行有》 12. リトル・ミス・サンシャイン 各々のドラマが、最後に舞台上で馬鹿騒ぎをして多少気が晴れました程度で終わってしまう内容なのでどうにも消化不良な感を拭えないし、これでは「仲間がいれば騒げて気が紛れるので仲間は大切に」なんて馬鹿げたテーマに着地してしまいそう。 もっと理屈を伴った解決を各々に付けなければ、随分とすっとぼけた作品に映ってしまう。[DVD(吹替)] 4点(2007-07-01 14:23:50)(良:1票) 《改行有》 13. リッチー・リッチ 漫画映画にしては爽快感を欠く。 敵がこうもまぬけ然としてちゃね。[地上波(吹替)] 5点(2007-04-03 18:00:01)《改行有》
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