みんなのシネマレビュー
どぶん子さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 83
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  リトルプリンス 星の王子さまと私 《ネタバレ》 星の王子さまって聖書のつぎに発行部数が多い本でしたっけ。 読んだことがなくともタイトルは世界中の人が知っているのではないだろうか。 それほどの名作中の名作と呼ばれる児童書を映画化しようというのは非常にリスクが大きいし 作り手側も緊張したのではないかと思われる。自分が映画監督で作れと言われたら絶対大火傷すること必須なのでイヤだ(笑) 私は原作を読んで滂沱したクチなのでこの作品については公正なレビューは出来ない。 好きか嫌いかで語らせてもらうが一言「好き」だ。 星の王子さまの世界観を損なうどころかよい意味でイメージを膨らませてくれていた。 この作品は原作を知らずともどういう物語なのか老人と少女の交流の中で丁寧に紐解いてくれる。 シングルマザーの母親と娘である主人公の「少女」の間に特別な確執はなく どこにでもいる『子供に非凡な将来を求める』平凡…よりやや過度な親子像。 密接な親子関係の中で母親の意見が世界の全てだった少女は老人との出会いで星の王子さまの存在を知る。 星の王子さまと出会い別れそしてその後どうなったか? 私自身、大人になってから原作を読んだので大人にありがちな「都合のいい」「自分の心が痛まない」 甘い優しい理想の結末を考えてオチをつけて飲み込んでいた。 いわゆる「そして(多分)王子さまは星に戻り薔薇といつまでも幸せに暮らしましたとさ」である。 しかし子供である少女には老人の説明に納得がいかない。 もし私が子供の頃に原作を読んでいたら少女と同じように 納得がいかず憤慨し「こんな哀しい物語、読まなければよかった」と後悔したかもしれない。 少女が探しにいったその後の星の王子さまは、大人が押し付ける欺瞞の優しい世界ではなく 現実に将来の自分に起こりえるかもしれない夢も希望もない暗い世界だった。 ここのオリジナル箇所は正直 原作をこよなく愛する人には受け入れられないかもしれない。 しかしそこから大事なものを思い出し少女もキツネや王子さまのいう「目には見えないもの」の意味を悟る。 私は少女が乗り越えていく『大事なものを知る』過程としては必要な箇所だったように思う。 直接的な表現は使わないものの『死別』のメタファーがついて回るのは原作も本作も変わらない。 それでも人はそうした別れを経験しても「目に見えない大事なもの」を心にしっかりつかんで生きていく。 最初から最後まで柔らかい哀しみと愛しさとあたたかさに包まれた宝物のような映画だった。[映画館(字幕)] 8点(2015-12-09 15:30:48)(良:1票) 《改行有》

011.20%
111.20%
233.61%
378.43%
4910.84%
589.64%
61012.05%
71518.07%
81315.66%
956.02%
101113.25%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS