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プロフィール |
コメント数 |
109 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
2008 7/22みんなのシネマレビュー登録
ぼちぼち復活。 |
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1. リボルバー(2005)
《ネタバレ》 鑑賞前から思いっきりハードルを下げていたせいか、前半の掴みは意外と引き込まれた。やはりガイ・リッチーは映像、音楽のセンスが素晴らしいし各キャラクターの魅力だけでも楽しませてくれる。案外楽しめるかな、と思いきや後半はどんどんどんどんおかしな方向へ・・・。
一瞬ギャグか?とも思えるようなステイサムの謎の葛藤で一気にひいてしまったというのに、それが今度はレイ・リオッタにまで伝染するってのはいったいどういう事なのだろうか。もちろん敵側にも感情移入出来た方が主人公との対決は緊迫感を増すというものだが、これは明らかに間違っているでしょう。ステイサムもレイも勝手に一人で悩み込んじゃって最終的には、こいつらいったい何がしたいんだ!?という思いだけが僕の頭の中をぐるぐるぐるぐる・・・。謎の二人組が結局謎のままってことも、その他のキャラの意味不明な言動など、あの謎(トンでも?)オチの酷さについても言うに及ばず。
中盤でステイサムは実はまだ刑務所から出ていないことを匂わせるセリフもありましたが、もしそれがこの映画のオチだったとしても、そこには何の意味も無いやはりトンでもないオチ。
当時奥さんだったマドンナが信仰していたユダヤの宗教やら教義やらの影響でこんなことになってしまったとの話がありますが、それを聞くと妙に納得してしまうのがこの作品の怖い所であり一番凄い所なのかもしれない。[DVD(字幕)] 2点(2009-03-11 22:45:24)《改行有》
2. リダクテッド 真実の価値
《ネタバレ》 ここ最近アメリカでは反戦映画が連発されているが、今作は群を抜いて厳しくアメリカ批判に徹底している。
物語の設定・構成は同じくデ・パルマ監督作の『カジュアリティーズ』とほぼ同じ。
ただし今回は容赦ない。有名な俳優は一人も出演していないし、フェイク・ドキュメンタリーの体で撮影し、生々しい描写で甘さを一切捨て去っているように思える。
気怠く退屈な長い長い検問所での任務。でもいつ現れるか分からない“敵”の為に緊張を強いられる。さらに仲間だって突然死んでしまう。気が狂いそうな生活だ。
そして目を覆いたくなるような惨劇が続き、唯一の良識人にさえも慰めはない。しかしあれほどの悲劇が続くと、故郷に帰れただけでも十分な救いに思えてしまう。
ベトナム戦争後からかなりの年月を経てようやく映画化できた『カジュアリティーズ』と違い、事件直後であり、どこまでも厳しいまなざしで戦争の暗部を描いた本作は大いに影響力のある作品だと思う。[映画館(字幕)] 8点(2008-12-17 23:00:26)《改行有》
3. リオ・ブラボー
《ネタバレ》 「夕陽のガンマン」とかちょっと汚い男たちの西部劇も好きですが、こういう気楽で、やさしい西部劇もなかなかいい。舞台劇のような世界で、主役4人の魅力だけで十分に観ていられる。「ライフルと愛馬」を歌う時も本当に幸せそうで前向きな姿が、なんとも言えず微笑ましくなる。そんでもってラストは意外に迫力のある銃撃戦。足悪いくせについてきて参戦しちゃうスタンピーがかっこ良くて、なんだか愛らしい。やっぱり4人の中じゃスタンピーが一番魅力的だったなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-10 19:59:12)
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