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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 旅愁(1950) 一応不倫系のメロドラマだが、序盤から中盤にかけての設定がなかなか凝っており、 こちらの気を惹かせてくれる。もちろん不倫に対する教訓もしっかり織り込まれていて、 それなりの満足感は与えてくれるも、後半からは心に響いてくるような展開は見られなかった。 主役のジョセフ・コットンは悪くないけど、全体的にキャスティングの印象度は今イチ薄いかな。 イタリアの観光名所を舞台にしているので、観光旅行しているような気分は味わえる。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-29 01:52:53)《改行有》 2. 理由なき反抗 ジェームズ・ディーン魅力満載の映画、と言いたいところだけど、 内容は甘ったるい青春映画。この年代の他の作品にもよく見られるんだけど、 高校生にもなって、パパン、ママンの親子関係を強調しているシーンがついていけなかった。 当時の若者の生活環境や生態という点では見るべき点はあるのだろうし、映像もきれいなのだが、 出てくる奴がみんな甘ったれていて、内容はほとんどないに等しいです。 ジェームズ・ディーンのファンなら何とか楽しめる?[DVD(字幕)] 4点(2011-11-25 01:09:44)《改行有》 3. 旅情(1955) 全編を通してベニスの美しい風景をバックにしているので、 まるで観光旅行にでも行ったような雰囲気に浸れる。 キャサリン・ヘップバーンはこの時48歳で、オールドミスという役柄はハマリ役。 正統派の美人じゃないところが、妙にリアル感を与えてくれる。 ストーリーはありきたりで単純だが、ラストはメロドラマらしく、 情感たっぷりのシーンを存分に見せてくれた。 決してじめじめドロドロしておらず、お話も映像もとてもきれいな作品だったが、 まさかこのストーリーでじ~んとさせるなんて、ホントに演技のうまい女優さんだなぁ。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-12 08:40:57)《改行有》 4. リオ・グランデの砦 西部劇というよりは、やや人間ドラマに近い内容の映画かな。 特別ドラマチックな展開があるというわけではなく、全体的には淡々とした流れの作品で、 設定にちょっと無理があるせいか、今ひとつお話には入っていけなかった。 主人公の家族に対する思いは、何とか伝わってくるんだけどね。 やはりジョン・ウェインという役者さんの魅力を楽しむ、といった印象の強い映画だった。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-09 02:34:10)《改行有》
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