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1. ル・アーヴルの靴みがき
《ネタバレ》 冒頭、筋に関係ない殺し屋があっけなく始末される。今回のカウリスマキ映画には必要ないから。苦いとか酸っぱいとか悲哀は脇に置いとこうってことだ。そんな殺し屋にも「ちゃんとお金くれたのに。」と優しい台詞が送られる。それからは、優しい人々が優しい表情を見せて、綺麗な瞳の少年を何とかしてあげようとするお話となった。全編溢れる優しさとカティ・オウティネンの爽快な表情の存在、そしてささくれに引っかかるような痛さの不在は確かに今までと違うものを感じる。でも、みんな素直で優しいこの世界もまあいいんじゃないかな、と私は思えた。監督は、北欧の冷たい海と違って、フランスの海の煌めきが撮ってみたかったのではないか。コンテナの中で不安を覚えてじっと座る移民たちの、胸を締め付けるような無言の訴えに、優しい気持ちで手を伸ばしてみたかったのかな、と。最近、もらうのも与えるのも明らかに優しさが足りない私には、最後の桜は滲んで見えた。[映画館(字幕)] 8点(2012-05-06 16:01:15)(良:1票)
2. ルパン三世 念力珍作戦
原作や、アニメにだってちゃんとあった渋味は一切無し。なんだかよくわかんない助平オタンチン作品。ま、いーんじゃないスか??結構ポチポチ笑えたし。良い時代だったのねぇ~~ニャロメ!!って感じの映画。出演者は結構豪華メンバーです。でも、田中邦衛のルックスは次元より銭形だと思うんだけれどな。[DVD(字幕)] 5点(2005-05-09 00:03:23)
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