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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. ルディ/涙のウイニング・ラン
《ネタバレ》 ルディの執着は身の程知らずで諦めが悪く危うくも見える。
自分に都合良く解釈するようなところもあり、対象が女性だとしたらストーカーになりそうなタイプ。
その言動が途中まではうっとうしく感じられる。
ところが、あまりにもひたむきで恥も外聞も関係ない情熱に、周りの人間の見る目が変わっていく。
ヘッドコーチにルディの出場を直訴するメンバーは感動もの。
でも、ラストチャンスに出場して、敵の司令塔にタックルを決めるのは、あまりにもできすぎと感じてしまう。
スポーツには感動の実話も多く、事実は小説よりも奇なりというような奇跡もあるのだけれど、映画にしてしまうとなんだか嘘っぽく見えてしまうのが残念。
実際の試合映像も見たが、映画ではルディが一人でQBを倒したように描かれているが、リアルでは二人がかりのタックルで倒している。
実話ベースとはいえ、そうした類の映画的演出はあるのだろう。
それでもルディのあくなき情熱と不屈の魂、果敢な行動力は観る者の心を揺さぶらずにはいられない。
諦めなければ夢は叶うというエネルギーを与えてくれる。
ただ一点、ルディがヘッドコーチ室を訪れて、家族や友人に証明したいからと出場を陳情したのは冷める。
アメリカではプロでも選手が監督に出場を直訴するのはよくあることだが、日本では見苦しく出しゃばりすぎの印象を与えかねない。
結局、そのヘッドコーチが辞任して約束が反故にされたため、最後は自分の力で(仲間の後押しがあったとはいえ)出場できたとも言える。
それでもこれは悪い言い方をするならお情け出場。
そこに賛否両論あるだろうけど、プロの世界ならそんなのありえないものの、大学スポーツを教育の一部と考えるならこういうのもアリかもしれない。
余談だが、ルディ・ルティガーは後年、株価を上げるために虚偽の情報を流したとしてアメリカで話題になった。
目的のためには手段を選ばない。
それが純粋にフットボールの夢だけなら良かったが、金銭が絡んでくると途端に胡散臭い話になってしまう。
光と影。夢のある話が一転せちがらい現実を見せられたようだが、ルディのキャラクターなら十分ありえることに思えてしまう。[DVD(吹替)] 9点(2014-09-24 19:27:20)(良:1票) 《改行有》
2. ルームメイト(1992)
《ネタバレ》 アリーが恋人と別れた寂しさを埋めるために募集したルームメイトが完全にイカれた女。
長い交際期間があっても同居して初めてわかるといったことも珍しくないのに、面接やちょっと一緒にいた程度でいろいろ見抜くのは到底無理。
誰でも同じようなイカれた人間の被害者になりうる怖さを感じる。
ただ、彼氏とヨリを戻したからルームメイトに出ていってもらおうとするのはあまりに軽率で自分勝手。
自分で撒いた種でもあるので、同情はしきれない。
愛犬を転落死させたり、同じ髪型と服装をしてみたり、勝手に手紙を受け取って隠してたり、こんなのと同居だなんて鳥肌が立つ。
さらにどんどんエスカレートする異常行為に、まとわりつくような不快感が募っていく。
モンスターものより、こういう狂気の人間のほうが怖い。
アリーとヘディがギクシャクしていく様子はとてもリアルに描かれている。
一人でオナニーしているところを見られた場面など、こちらまで気まずくいたたまれない気分になる。
ところが、ラストの死闘でアリーが突如秘密工作員にでもなったかのような見事なアクションでの逆転劇には呆気にとられる。
とってつけたようなナレーションでのまとめもウソっぽくなった。[DVD(吹替)] 5点(2013-06-21 23:34:39)《改行有》
3. ルルの時代
《ネタバレ》 兄の友人に憧れて初体験まではよくある話。
その後のアブノーマルな展開についていけず。
二人の間にオカマのエリーが加わったり、パブロがいたずら心で目隠ししたルルと兄をスワッピングで関係させたり。
家を飛び出したルルが寂しさをまぎらわすためにゲイを漁って3PやSMクラブ通いと過激になる一方。
エリーが助けに入ってなんとか危機を脱するが、その頃には見ているこちらがゲンナリしている状態。[ビデオ(字幕)] 3点(2013-01-19 23:12:59)《改行有》
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