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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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評価順12
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21.  ルパン三世 愛のダ・カーポ 〜FUJIKO's Unlucky Days〜<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は60点くらいか。今回は、お宝について書かれたファイルに不二子だけが目を通し、その後そのファイルは焼かれ詳細について知るのは不二子だけとなる状況の中、不二子が記憶をなくすという不二子回。 不二子を主軸に据えた話ということで、ルパンガールのロザリアは霞んでしまった印象。他のテレビシリーズでも不二子とルパンガールの共存って難しそうだなと思うのに、今回は不二子メインで尚のこと難しそうだった。テレビ枠の、たかだか一時間半の中でルパンも立てて、不二子も立てて、ルパンガールも立てて、さらに銭形や次元や五ヱ門の登場バランスも考えて…。そりゃ作る方も大変だわ。 って言いたいくらい、ロザリアの影は薄かったですね。ただ設定上出ていたってだけ。終盤、生き別れた父と再会するんですがあんなやり取りだけですぐスッと父親と受け入れられるのか?とか疑問だったしその直後に父親にはめられるし。そして父ハルク化っていやいや展開急(雑)すぎるでしょうよ。コロンブスの卵を一目見て「こんなもの!」と吐き捨てるロザリアの心境も急すぎてわからないし、オルゴンってアルゴンの仲間かなー、そういえばアルゴンって何に使われるんだっけとかいらんことも気にしてしまってそこからあまり話に入れなくなりました。 しかし弱々しくて控えめな不二子っていうのは貴重ですね。そこは一見の価値アリかもしれません。[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-18 00:27:20)《改行有》

22.  ルパン三世 ルパン暗殺指令<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は60点。というのも、タイトルの示す通り何かを盗む回というよりも、ルパンたちが命を狙われるストーリー。前作の『ロシアより〜』では五エ門や銭形の登場があまりにも少なくバランス悪いなーと思っていたので、今回はレギュラー陣が満遍なく活躍する話で良かったです。 なんとなく、全編を通して観た感想なんですが、なんだかテレビ版エヴァンゲリオンのような雰囲気がそこかしこに感じられました。あとで気になってスタッフ一覧を見ても庵野さんの名前があるわけでもないし気のせいかなとも思ったのですが…。やっぱり気のせいかな。でも悪役のクローズが性格の悪い大人になった碇シンジくんに見えたせいもあり、ほんとになんとなくエヴァンゲリオンのような気分で見てしまいました。 この『ルパン暗殺指令』では次元にスポットが当てられています。今回のルパンガールも次元の過去に絡んだ女性の話です。次元好きは一度ご覧あれ。[インターネット(邦画)] 6点(2022-01-31 21:22:29)《改行有》

23.  ルパン三世 ロシアより愛をこめて<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感70点。昔見たことがあったみたいで、ルパンが銀行を襲って金塊をえっちらほっちらコンベアに流していくシーンで記憶が蘇りました。 これより前のルパンシリーズは、お宝がやれウランだのコンピュータウィルスだのだったんですが、今作は金塊ということである意味真っ当なお宝で逆に驚いた(笑)ルパン、次元、不二子はのびのびとやっている反面、五右衛門と銭形が出番が全然なくてバランスがー…というのが気になりました。製作側もそれは分かっているようで、ラストで金塊を独り占めしようとする五右衛門に不二子が、「何よ!あんた今回何にもしてないくせに!!」の一言。銭形のとっつぁんも「ルパン!逮捕だー!」的なシーンはほとんどなく(下手すりゃ一回も無かった?)、二人はただ出てきただけって感じで五右衛門と銭形が好きな人には残念でしたね。 その分と言ってはなんですが他の脇キャラが立っています。ラッキー&ビッグの殺し屋コンビ。マフィアのボスとその甥っ子。人の心を読めて何かと指を突っ込んでくる教祖など。特にラッキーが、やられたビッグのために仇討ちを決心しルパン側につくところなどは良い意味で男くさい人情味を感じました。 最後に。なぜかは分かりませんが、ルパンが氷上で銭形の後ろに回り込むシーンやジュディが教祖に殴りかかろうとするシーンなど、一枚の絵を同方向に3回スライドさせて見せる描写が今回やたらと使われていたのが気になりました。作画が追いつかなかったのかな??[インターネット(邦画)] 6点(2022-01-28 20:31:37)《改行有》

24.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 ルーパーの設定は予告編で大体見てたので見当は付いていたのですが、TKに関しては劇中いきなり放り込まれたファクターだったのでちょっと戸惑いました。それもぶっちゃけますと結局ラストへの伏線としての意味以外TKの存在価値は無く、ただでさえ「ルーパー」という存在を確立させる世界に四苦八苦してる映画にさらにそんな余計なものを加えてしまっているので、蛇足を感じました。将来凶悪な組織を作る可能性があるというだけなら別にTK無くてもいいだろう。そこが個人的に気になったところ。 しかし時間を扱う設定の話って難しいですよね。「過去の自分を消せば未来の自分も消える」っていうのももうSFでは大昔から使い古されている古~~~~~いセオリーですし。そもそもタイムトラベルが出来る世界の話がイチ犯罪組織の話で終わってしまっているのがありえない。それだけの大技術なら犯罪組織どころか国ぐるみの話になっててもおかしくはないと考えますが、何らかの縛りや規制でもあるのか、そういう話の展開には一切なりません。なんという狭い世界でのストーリー展開。。。 上記でも述べたように「時間」を扱う映画ってホント難しいと思うんですが、もし私のような素人から全くツッコミようが無いようなキチンとした世界観の時間SFを作ることが出来たらそれは間違いなく名作だと思います。 CG・3D技術の粋を集めて作った『バック・トゥ・ザ・フューチャー』越えの映画が出てくることを期待して、レビューとさせていただきます。[映画館(字幕)] 6点(2013-01-20 02:10:16)《改行有》

25.  ルパン三世 sweet lost night ~魔法のランプは悪夢の予感~<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は60点くらい? ルパンシリーズといえばオーパーツ的なお宝とコミカルでいながらもシックな魅力を持ったキャラクターたちですが、なんだか最近のルパンはお宝が荒唐無稽に過ぎる気がします。ここ何作品かはタイムマシンやらただのダイヤの形した爆弾やら。今作は魔法のランプと来たもんだ。別にそれら自体が悪いとは思わないですが、いきなりランプから女性が出てきたり、その女性が何故かルパンガールだったり。そもそもどうやってランプから女性が出てきたのかとか、細かいところがろくな説明もなく当然のように放置。ちょっとそろそろ『ルパン』にあぐらをかいた作品になってきたと言わざるを得ない。『お宝返却大作戦』のような、形でなく心に残るお宝か、ただひたすらルパンたちの魅力を引き出す作品にするか、そのどちらかがとにかく見たい。 自分が『ルパン』に何を求めていたのかが確認できたのは素直によかった。別にご大層なお宝が見たいわけじゃなく、とにかくjazzyな雰囲気が似合って、コミカルかつクールででも心の中は熱い野郎たちなルパンシリーズをただただ楽しみたかっただけなんだ。こうなってくると、毎年ルパンをやる重責から放たれて、いいものが出来たらテレビでやりますって形にすればいいのにと思ってしまった。まあ、きっと現実の世の中のつまらないしがらみに囚われてるんだろうなと推測します。そういうしがらみから放たれているはずの『ルパン』の製作がそれに縛られまくってると思うとなんとも皮肉です。(あくまで個人の推察なので悪しからず)[インターネット(邦画)] 5点(2022-04-27 00:53:05)《改行有》

26.  ルパン三世 アルカトラズ・コネクション<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は60点。前作『マネーウォーズ』ではシンシアと、ちょい役程度ですがサンディという二人のルパンガールがいたためか、今作はルパンガールはいない模様。強いて言えばスーザン?? アルカトラズという、いわくつきでいろんな噂があるいかにもな場所を題材にするあたり、面白いと思いました。裏アルカトラズ、というのも都市伝説的でいい感じ。ただ、なんでそういうものが作られたのか、なぜあそこまで豪華な街に発展したのかというあたりはもっともっともらしい理由付けをしてほしかったかな。 展開としては、ちょこちょこ出てくるCIAがうざったい。流れの中で彼らの目的もなんとなくわかっては来るのですが、終始コソコソ動き回り、ボスや背景の描写もない彼らは物語の中での立ち位置が見つけにくい。ルパンとシークレットセブンとCIAの三つ巴?そこはもっとシンプルに描いてほしいところ。 銭形の相棒テリーも、序盤にコソ泥をしようとするシーンとラスボスとのイメージが全く噛み合っていない。製作途中で急に役割を変えたのだろうかと思うほどのキャラ変更。ただの金に汚いコロンボが急に不二子を殺そうとしたりルパンを殺したりするのはついていくのが難しかった。ルパンが死ぬといえば前作から引き続いて二連続。コロンボといいザ・ロックといいルパンの死の偽装といい、それぞれの要素は好きではあるんですけどちょーっとネタの使い回しがひどい作品かな、という感想です。[インターネット(邦画)] 5点(2022-02-28 08:17:03)《改行有》

27.  ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え<TVM> 《ネタバレ》 最近Netflix始めました。おかげでプライムビデオで観られなかったルパンシリーズが鑑賞可に。よって観始めることに。 今回はルパンの祖父、ルパン一世が残した財産を争う物語。ルパンが何かを狙うというよりも、財宝を狙う各国の組織がルパンを狙うという内容。ちょくちょく湾岸戦争や多国籍軍の要素が散りばめられていて、当時の国々の世界観が垣間見えます。ただ、敵という敵がはっきりしておらずその辺りは他のルパンシリーズと比べてわかりにくくなっていて面白くないかもしれない。私はルパンの音楽と雰囲気が好きなのでそれだけで基準より楽しめますが。せっかくクラシックカーレースとかイケメンレーサーとか出てくるんだからもっとそれらを絡ませてあげてほしかったな。どれも中途半端な絡みだった。 最後のロケットの三枚おろしとそれを使っての塔発射は面白かった。ルパンはやはりこうでないと。[インターネット(邦画)] 5点(2022-01-21 23:19:35)《改行有》

28.  るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 ここまでこのシリーズをずっと見てきて色々思うところはあったのですがとにかく気になったのは、人物の描写が雑すぎる、ということ。左之助はただのチンピラだし、無名異は時代劇でまさかの特撮ヒーローの悪役キャラ。それこそわざわざ実写で再現しなくて良かったキャラなのでは、とツッコミが止まらない。刀狩りの張も、斎藤の密偵になってからは改心とまではいかないまでも憎めないキャラクターになっていたのに、実写では結局救いようのないキャラになってしまっていました。斉藤は斉藤で、張程度に騙し討ちにされるようなキャラじゃないのに…。原作ファンを幻滅させる目的で作ってるんだろうかと勘繰ってしまう。 全体的にどのキャラクターも、なぜそういう思いを持つに至ったのか、なにがきっかけで変わったのかという描写が足りなくて、見ていて納得がいかないことが多い。原作を知っていれば、ああそれはこういうことだよね、と原作からの予測が成り立つのですが、そんなふうに作っている時点でこの映画はもう単体では成立していない。そこもこのシリーズ見ていてずっと気になっていたところです。 シリーズ全て見終わった総括として、やはり『るろうに剣心』の魅力は少年漫画でありながら女性も惹きつけるシュッとしたキャラクター達。でありながら男子もテンションが上がる戦闘シーンが大事だったんだと思わせる。映画ではこのどちらも欠けていた。キャラクターについては、剣心と薫だけは原作のイメージに近い俳優を当てていたなと思いましたが、個人的には他のキャストについては全く作風にあっていなかったと思います。上述しましたように、特撮ヒーローなんて論外。 あと戦闘シーンですが、こちらもやはり『るろうに剣心』ということなら飛天御剣流の技が見たい、牙突が見たい、二重の極みが見たいとなるのですが、そのどれもがほとんど出番がないか、あってもさほど目立たない。そりゃあテンション上がりませんよ。少々キツいですが、出来ないなら作んなよ、というのが率直な意見。 まあわかってるんですけどね、漫画の内容を実写に期待すんなよって。だから『るろうに剣心』としては作って欲しくなかった。ひょっとしたら製作に関わった人も、『るろうに剣心』が重荷になっていたんじゃないかな。全然別の時代活劇として作っていればこんなことを気にもしないのに。いろいろ勿体無いなと感じたシリーズでした。[インターネット(邦画)] 4点(2022-03-24 23:48:37)《改行有》

29.  るろうに剣心 最終章 The Beginning 《ネタバレ》 ここまで同じ実写版の『るろうに剣心』を三作全て見て、正直自分には合わないなと思って残り二作品もどうしようかと思っていたのですが、やはりちゃんと見もしないで感想や評価なんてできないなと思って全て見ることにしました。 で感想は、やはり原作の漫画を知っていると違和感は免れないことと、背景描写が薄すぎて説明不足なことが気になりました。 どちらも原因は一緒なのですが、原作を知ってる前提のように作っている割に原作から距離を感じる作りを見せられると「どう見せたいんだ?」とこちらが困惑します。 ストーリーは人斬り稼業につく若者と、暗殺現場を目撃して以降彼のそばを離れない謎の女性の二人にひたすらスポットが当たります。これも原作で既に大筋を知ってしまっているからか、退屈でした。 『るろうに剣心』なのに殺陣は暴れん坊将軍。暴れん坊将軍がダメというわけではありません。一対多数の殺陣が見たいだけなら別の時代劇見ますというだけの話。じゃあ『るろうに剣心』を意識しないで見ようと思えば、内容は完全に原作を知ってる前提で作っている。製作側の意図が見えにくい作品です。うがった見方をすれば、とりあえず原作と俳優の力で興行収入を取りに行った作品、なんて思ってしまいます。 だからでしょうか、終盤で巴が裏切り者だと明かす飯塚さんが、「証拠はある、やつの日記を見てみろ」ってそんな誘導ありますか?あんたいつその日記の内容知ったんだよ、って。まあそもそも飯塚さんが裏切り者だからということで説明はつきますが、その不自然さに気づかない剣心もなんだか。 あとこのシリーズではずっとそうなのですが、エンドクレジット前のラストに必ず流れる「オオオォォオ、エエェアアアェェ、オオオォォオ」みたいなあの謎のBGMがなんだかとても嫌です。全然内容と合ってない。前作で志々雄を倒して伊藤博文に謎の敬礼をされた時も流れてましたが(←これのせいかも)、もうトラウマレベルで不快感です。個人的な感想です。あしからず。[インターネット(邦画)] 4点(2022-03-21 14:45:07)《改行有》

30.  ルパン三世 霧のエリューシヴ<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は50点くらいかな。実写ではあり得ないコミカルな場面やキャラが魅力のルパンシリーズですが、今回は少し荒唐無稽過ぎた気がします。タイムトラベルを使うこと自体はいいと思うのですが、さすがに気になる点が多くて…。過去に戻って消したい人を消す、というのが魔毛なるこのタイムトラベル男なのですが、存在ごと消したはずなのに、「おい、あの二人はどこへやった?」などの会話があって、存在自体消されたならそんな会話にすらならないはずなのにと思ってみたり。そもそも人ひとり消してその人が消えるだけで終わるわけがない。その人が生まれてから関わった全ての人たちや事象に絡んでくることのはずなのに。 タイムトラベルは古くは『ドラえもん』から親しんできたテーマであり、そこでもたびたび「過去をいじって歴史を変えると大変なことになるぞ!」とドラえもんが警告しています。タイムトラベルの話自体は比較的とっつきやすいものではありますが、にしてもちょっと荒く作りすぎだろうという感が拭えません。 今回の画は好きだったんですけど。なんだかジブリみたいな作画に見えて。 この話の展開ならルパンでなくても、それこそドラえもんでよかったなーとか思ってしまいました。[インターネット(邦画)] 3点(2022-04-15 22:22:28)《改行有》

31.  るろうに剣心 京都大火編 《ネタバレ》 虎王さんのレビューに全面的に同感で、『るろうに剣心』として見れば見るほど評価できない作品となっていると感じた。それは前作も同じで、続きの今作も何ら変わらない。 明治政府に恨みを持つ志々雄を暗殺するべく政府が剣心に暗殺依頼を出すという流れの本作。そこは漫画と基本的に同じですが、なんだか実写で見ると政府の腐敗っぷりが生々しい。かつては影の人斬りとして剣心を使っておきながら、その後釜を担った志々雄を暗殺しようとし、さらにその志々雄が生きて政府の転覆を狙っていると知るや今度は人斬りを退いた剣心にさらに志々雄の暗殺を依頼って…。これを見るとむしろ志々雄側を応援したくなるほど政府が腐っていると感じる。すでにこの後編である『伝説の最後編』も観たのですが、そちらでは政府はさらに志々雄の圧に屈し、志々雄の依頼で剣心を全国指名手配。さらには斬首刑にしようとするなどもう見ていられない。志々雄が悪役という描き方がされていますが、作りようによっては酷い扱いを受けたかつての剣客が腐った政府の転覆を狙うダークヒーローストーリーとしても成り立ちそうだと感じた。 思うに、周りの評判を聞いていると『るろうに剣心』好きな女子が佐藤健さんの剣心を評価して、それが作品として世の中で「るろうに剣心の実写化は成功」と聞こえてきている気がします。確かに佐藤さんの剣心は結構ハマっていて違和感もあまりありませんし、製作側がうまくプロデュースして一定の成功は収めていると感じます。が、別に佐藤健さんに興味ないほとんどの男子は作品の反映度で見てしまうわけで。私がそっち側だったというだけの話。[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-20 15:39:50)《改行有》

32.  るろうに剣心 《ネタバレ》 (※鑑賞中、鑑賞後と2つに分けたレビューになっています) >鑑賞中(〜赤べこに観柳乱入のシーンまで)  まずは、実写版「るろうに剣心」についてですが、鑑賞前に見た人たちから聞いた評判は「面白い」「良い」というものが多かったので期待して見始めたのと、反面、これまでアニメや漫画の実写版を見て、「実写版も面白い!」となった経験が少なくとも私には無かったので、そこそこの不安とともに見始めました。  まだ途中までですが、個人的には不安的中といった印象です。観柳や刃衛、番神など本来関わりのない人物たちが徒党を組んでいることがまず違和感。そしてやはりそれぞれの人物を演じている人が漫画のイメージと合っていないと感じてしまうことが大きかったです。まず江口洋介さん=斎藤一がもう冒頭から引っかかってしまった。感情を出さないある種愚直とも言える性格の漫画の斎藤と、なんだか裏で色々工作してそうな、剣客というより策士のような立ち回りをする実写の斎藤ではまるで違うと感じた。ここまでで牙突を見られていないのも大きい。このあと出るのか??敵を大上段から袈裟斬りする斎藤は見たくない。  弥彦もひどい。のっけから薫に食事をねだる口汚い弥彦。漫画では口が悪くも誇りをもった少年剣士だったのに、ここまで見た感じでは口と態度が悪いだけのただの子どもでしかない。すでに神谷道場に居候になっている状態から始まったので、やはりそこにいたるまでの弥彦の人間味が見えるシーンを見ていないと、すでに漫画の先入観が入っている状態からは難しい。 >鑑賞後  牙突見れましたね。シャンデリア切っただけでしたが。刃衛の背車刀も流れるように繰り出されて、『るろうに剣心』らしい殺陣が見られたと思いました。対して剣心はというと終盤に見せた双竜閃の他は技の披露はありませんでした。予告編にて、敵の密集内を超人的な速度で移動する剣心の姿がありました。あんな予告編作っておいて2時間超の映画で主役技がひとつしか見られないとか正直肩透かしです。 やはり原作から実写版になるにおいて、原作のようなイメージやテイストを実写に求めるのは難しいのでしょうか。「原作と実写とは全然別物としてみれば良い」という意見もありますがじゃあ最初から全くの別物として作って欲しい。先程の予告編も然り、そういう方向性で期待させておいて見始めたら違いましたって。話題作りだけ頑張ってチケット買わせたもん勝ちの商業主義映画は本当に嫌いです。なまじ剣心役の佐藤健さんや薫役の武井咲さんが役にピッタリだったから余計にそう思います。 やはり、漫画やアニメの実写版は私に合わないのかな…[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-10 01:04:48)《改行有》

33.  るろうに剣心 伝説の最期編 《ネタバレ》 この話の前編となる『京都大火編』のほうにも書いたのですが、とにかく政府が最低。自分たちで暗殺を依頼しておいて、結局自分たちのために闘ってくれた剣客二人を二人とも闇に葬ろうとした。それも、自分たちで手を下そうとしたならまだしも、剣心には志々雄を暗殺するよう依頼し、志々雄には脅されて言われるがまま剣心を指名手配。劇中恵が言った、「恥を知れ」まさにその通り。二人が戦艦内で闘っているときも、二人もろとも戦艦ごと砲撃で亡き者にしようとし、そんなことをするくせに最後、志々雄に勝って戻ってきた剣心に「侍に敬礼!!」ってどの顔でそんなこと出来るのか。敬礼された剣心もなんだか唖然としてるように見えたし、薫も伊藤博文なんかどこ吹く風で「早く帰ろう」。ご大層なBGMをかけていましたが、何の感動も感じない、見ていて空しいだけのシーンでした。そんな汚い政府がうまいこといって終わりみたいな話のどこに感動しろというのか。 そしてこのシリーズについてずっと感じていることではありますが、『るろうに剣心』を作ろうとしているのか全く新しい別のものを作ろうとしているのかはっきりして欲しい。キャラクターがしっかりハマっていると感じたのは剣心と薫くらいで、あとはみんな無理やり作られたキャラだと感じた。蒼紫や安慈は特に酷い。蒼紫は急に出てきてなんの前触れもなく抜刀斎をつけ狙い、打倒志々雄のことで忙しい剣心にいきなり戦いを挑んで邪魔をする存在にしか映らなかった。漫画の方なら般若や式尉などの御庭番衆たちとのエピソードの上でのことと受け入れられるのですが、それもない。安慈は坊主というキャラからも超がつくくらいストイックな性格のはずなのに、左之助との闘いで金的攻撃やくすぐり攻撃など明らかに馬鹿にしている。 なので上述のように、視聴者が漫画を知ってる前提で作っているのか全く新しいものを見せたくて作っているのかハッキリしないことにとてもモヤモヤしました。だめだこりゃ、という感想です。 やはりどんなに評判の良い作品でも、自分で見るまではわからないんだなと改めて実感しました。あ、志々雄の焔霊だけは見応えありました。それならカグヅチも見たかったですがね。[インターネット(邦画)] 2点(2022-02-21 20:20:52)(良:2票) 《改行有》

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