みんなのシネマレビュー |
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1. るろうに剣心 最終章 The Final 《ネタバレ》 このシリーズはほんと映像的に良くできてますね。 邦画のレベルをしっかりと引き上げてくれた作品だなと思っています。 超人的なアクションの数々は印象深い。 ストーリーは、以前のような大ごとの世界観というよりは もっと個人的な因縁や後悔というものが主軸なので壮大さはないが、 メッセージとしてはストレートに伝わってきて良かったかなと思います。 姉に対する想いや自分に対する心情は間違っていないが、 その生き方は絶対間違っていると説き伏せるセリフが好きでした。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2021-10-24 16:47:12)(良:1票) 《改行有》 2. ルパン三世 THE FIRST 《ネタバレ》 ついにルパンもフルCG化ですね〜。 いやクオリティはすごく高かったので安心致しました。 日本でもこれだけレベルの高いCGアニメーションが作れるようになったのだなと、その進化を目の当たりにしました。 違和感みたいなものもほとんど無かったですが、強いて言えば声優さんが口を合わせるに当たり自由度は少ないのだろうなとは思いました。 ストーリーは可もなく不可もなく無難。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2020-07-14 16:28:05)《改行有》 3. ROOM237 《ネタバレ》 キューブリック好きなら、それなりに楽しめる作品。 見る人によって、様々な解釈が成り立ち、そして様々な意味付けがされていく。 ある人は、シャイニングにはアメリカ先住民族への虐殺の比喩があるといい、 またある人は、ナチのホロコーストが比喩にあるといい、別の人はミノタウロスなどの神話がベースにあるといい、 そしてある人はアポロ月面着陸は捏造であることを暴くためのメッセージが込められているという。 そういう意味合いは、たとえば缶詰であったり、部屋に貼られているポスターや写真であったり、小道具であったり、 カーペットの模様であったり、いろいろなところに出てくる数字なんかでその意味を構築していく。 ここで語られる説は、本当にそういう意味合いが込められていたのかもしれないし、そうでないのかもしれない。 ただ一つ間違いないのは、キューブリックの映画は真に奥が深く、そして多面的であるということだ。 マーティン・スコセッシが「キューブリックの映画は、他の監督の映画10本分の密度がある」と語っていたことを思い出した。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-18 22:32:28)《改行有》 4. ルパン三世(2014) 《ネタバレ》 私はルパン三世にはそれほど思い入れがないので、あれが違うだとかこれが違うだとかいう感じで見るようなことはなかったです。むしろ、それぞれがそれなりに頑張ってキャラ作りしていたとは思う。ただ、一本のアクション映画としてみると、う~んどうなんだろうと。アクションシーンがガチャガチャしすぎていて、なんだかよくわかんないんですよね。ごまかしのためのジャンプカットを羅列しているだけのように見えて、一つ一つのシーンが綺麗じゃないんですよ。そんでもって、全体的にダサいんですよね。ついこの前、「るろうに剣心」シリーズを見たせいかよりそう感じる。同じコミックの原作でもどうしてこんなに違うのかしら。るろ剣はA級アクションでカッコ良かったのに、こちらはB級感丸出しのダッさい代物。アジアのいろんな人が出てくるから、もしかして世界公開を考えてるのかもだけど、この出来だと正直「恥ずかしい」って思っちゃう。かっこよかったのは小栗旬と玉山鉄二、そしてジェリー・イェンだけだったな。不二子ちゃんもなかなか良かったけど、もう少しお色気シーンが欲しかったな。山田優が出てきてルパンがニヤけるという内輪ユーモアだけは面白かった。[DVD(吹替)] 5点(2015-02-19 22:06:03) 5. ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE 《ネタバレ》 ルパンとコナン夢の共演ということで見てみました。タイトルに「VS」となってるけど別にこの二人が戦ってるわけでありません。私が気になったのは、この舞台の世界は完全に「コナンくん」の世界だということ。そこにルパン達がお邪魔しているような感じなんですね。スカイツリーの舞台に、ルパン一味が絡んでくる世界観がなんだか新鮮でした。お風呂のお色気シーンもう少しエロさが欲しかったかな。まぁ子供が見るから仕方ないか。[地上波(邦画)] 5点(2015-02-11 00:23:01) 6. るろうに剣心 伝説の最期編 《ネタバレ》 相当なボリュームのある原作をまとめあげるのはなかなか苦心したのでしょう。なんとかまとめあげたという感じで、それぞれのキャラの持ち味を披露している時間的余裕もなかなかなかったんだろうと思います。しかし、殺陣シーンは相変わらずのハイクオリティ!3作通して、見事なまでの映像美を見せてくれましたね。コミック原作の映画として、いや、邦画のレベルそのものが、このシリーズによって一段落上がったぐらい、そう思わせるくらいの素晴らしい作品でした。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-02-08 23:21:17) 7. LUCY ルーシー 《ネタバレ》 見終わった感想としては、「壮大なフリをした空っぽの映画」という感じでしょうか。覚えたての哲学的な言葉を言いまくってる幼児のような感じです。でも、その薄っぺらさがリュック・ベッソンの持ち味なのかもしれません。CGによって描かれる、細胞内に行き渡る化学物質の描写から、超常的な能力を披露する描写、カーアクションなど実にポップでノリが良いです。それを楽しむ、それだけが見どころ。内容的には最後まで違和感があって、それはやっぱり、脳機能が通常以上に使われたからといって、なんで超能力者みたいなことになるのよ、ていう疑問。脳自体はただの物質でしかないのだから、100パーセント使われたとしてもそうはならんやろ、て。不老不死になるようなステージに進化する人類を描きたいのなら、もっと説得力のあるシチュエーションを用意してほしかった。でも、そんなことはそもそも興味ないのかも。とにかく強い女を描きたいだけなのかも。リュック・ベッソンですから。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-01-22 22:46:17) 8. るろうに剣心 京都大火編 《ネタバレ》 とてもよく出来てましたね~。見所はやっぱりなんといっても殺陣シーンですかね。物凄い速さでやり合う。役者たちの熱意を感じます。ワイヤーアクションも、すごく効果的に使われてましたね。目にも留まらぬ速さ、そして見事なカット割り。鳥肌ものです。神木くんの、片足でケンケンして殺陣に入るとか、そういう個性付けも印象深い。それから、当時の町並みや室内、衣装など、全体的にすごく綺麗に撮られているのも印象的でした。時代劇の新たな形として、若い人に、昔の日本に興味を持ってもらう方法としても良い役割を果たす作品だと思います。ラストに福山を出して終わらすってのも巧いね~。こりゃ後編も観ずにはいられませんわ。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-12-27 00:22:05) 9. ルームメイト(2013) 《ネタバレ》 深田恭子と北川景子、良い女優になりましたね。それぞれの持ち味が出ている役柄ですし。途中までは、「これ、悪女にふりまわされるだけの話なん?」と思っていたので、終盤のどんでんはそれなりに楽しめましたけど、ただまぁ、最近多いですからねこういうの。また多重人格ものなの~?って思っちゃう人も多数なのでは。怪しげな雰囲気は画面からでてたし、デ・パルマっぽい編集をしたりと製作陣がミステリー映画を頑張って作ってるのはわかるんだけど、もう少し映像に高級感が欲しかったかな。[DVD(邦画)] 5点(2014-06-12 18:11:29) 10. ル・コルビュジエの家 《ネタバレ》 主人公が作ったユラユラ椅子に座ってみたいと思ったのは自分だけではないはず(笑)。まぁそれはともかく、隣人トラブルを描いた映画ではありますが、単純に嫌な隣人と闘うとかいう話ではなく、もっと一筋縄ではいかない、リアリティのある内容になってると思います。隣人のおっちゃんは確かに粗暴でデリカシーのない人ではありますし、センスの悪いオブジェや花を送ってくるのとかまさにありがた迷惑なんですけど、でも本人は悪気があるわけではなさそうですし、むしろ後半では窓を細長くして曇りガラスにする提案を受け入れてるし、聞く耳を持つ人ではあるわけです。論理的にどうこうというよりも、主人公とは住む世界の違う下層の人、そういう人は生理的に嫌いだ、みたいな、好き嫌いの部類でもあったりするわけですね。そんでまた家族との関係も同時に描かれていて、娘ともうまくいかないし、なにより妻が相当な頑固者で、その狭間で苦悩する彼の気持ちもよくわかる。終盤は急展開でしたが、等身大の人間模様が描かれていて見応えはありました。[DVD(字幕)] 6点(2013-10-15 00:38:52) 11. LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 SFと超能力を掛け合わせるというのは案外珍しいシチュエーションですね。この作品で印象に残ったシーンは、まず序盤のルーパーが黙々と仕事をこなすシーン。送り組まれてきた人がパッと現れて、待ち構えていたルーパーがズドン!。それを機械的にこなしていく。殺人というものを工場の作業みたいにやる展開がまず印象的。それから、男の子の超能力シーン。まさに「ダミアン」的な悪い顔つきになって、いろんなものが宙に浮かんで人が破裂する。その映像センスはなかなか。そんでラスト。このループを断ち切る為に、自分が犠牲になるというそのオチは切なくも印象深い。この作品、一応SFではあるんだけどSF的な要素は少なく、ロケ地はむしろ牧歌的なところが多い。そして描きたいのはそういう小道具でなく、純粋に人間ドラマだというところが好感持てる。逆に言うと、たとえばカーアクションのシーンなんかはかなりショボいし、全体的に活劇的な描写はどれも映像的に月並み。そういうのを楽しもうと鑑賞した人は肩すかしを喰らうだろう。疑問もいろいろあって、なぜジョーはフランスに行こうとしてたのに中国に変更したのかとか、なぜレインメーカーはすべてのループを閉じようとしたのかとか、そもそもヤングジョーがあそこで死を選ぶのなら、オールドジョーの30年てなんなの?パラレルワールドなの?とか考えだすときりがないのですが、まぁ、そういうことはあまり重要ではないのかもしれませんね。とりあえず5点ということで。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-07-11 00:45:40)(良:1票) 12. るろうに剣心 《ネタバレ》 漫画のやつは一度も呼んだことが無いので、なんの予備知識もなしに観たのですが、わかりやすく、すんなりと世界観に入り込める作りになっていて良かったと思います。起承転結、ちゃんと一つの話にまとまってる。特筆すべきはなんといってもアクションで、チャンバラシーンの迅速なカット割りもなかなかだが、飛ぶ、舞う、回転するといった重力に逆らうようなアクションは総じて印象深い。そんなアクションとは裏腹に、普通の会話のシーンは映像的にメリハリがなく、ほとんど顔のヨリだけだったように思う。引きの画やカメラワークの動きなどでダイナミズムを作れれば、もっと良くなったはず。佐藤健君はなかなかハマってた。[DVD(邦画)] 6点(2013-01-08 20:24:22) 13. ルルドの泉で 《ネタバレ》 まぁ実際、「ルルドの泉」自体が奇跡なのかどうか疑わしいものではありますからね。聖母マリアの出現話も釈然としないし、発見者ベルナデッタの遺体もまるで腐敗しないともてはやされ奇跡に祭り上げられたし。そしてなにより、ルルドには多くの巡礼者が訪れるけど、公式に奇跡と認定されたのは数えるほどしかいない。ここに一つの大きなジレンマがある。もし神が存在し、ルルドが聖地であるのなら、なぜほとんどの人の病状が回復しないのか。回復した人としない人の違いは何か。信仰心の厚さの問題か。この作品では、熱心な信者が一向に回復せず、観光気分でやってきた主人公に奇跡が起こる。全体的に淡々としていて地味な描き方の映画だけど、この展開というのは実は相当に皮肉だなと思うんです。劇中、何人かが神父さんに率直な疑問をぶつけてるけれど、なんだかわかったようなわからないような、煮え切らない答えしか返ってこない。主人公も歩けるようになって、俄然生きる気力が湧いてきたみたいだけど、そのせいで周りからは嫉妬の眼差しで見られるようになる。あの終盤は、結局彼女の回復が一時的なもので、また車いす生活に戻ることを示唆しているけれど、おそらくはその時に初めて彼女は周囲のそういう羨望やねたみに気づき、自分と周りの人たちのことを見つめ直したのではないか。奇跡なんて嘘っぱちだというメッセージにもとれる作品だけど、彼女を改心させるための奇跡なのだとしたら、この奇跡には意味があったのかもしれない。[DVD(字幕)] 6点(2012-09-12 22:59:14) 14. ルームメイト(1992) まあまあよかった。あんなとんでもない奴が近くにいたらまじ困る。しかしながら、あんな人になってみたいとか、そんな気持ちは誰にでも一度は思うはず。過剰な気持ちは、ときに危険なものになるのか。6点(2003-08-27 00:36:03) 15. ルパン三世 お宝返却大作戦!!<TVM> もう駄目だこりゃ、、、、。ルパンは、、、。3点(2003-08-04 00:04:30) 16. ルナ 息子にヤクを与えて、二人でいけないことしだすところからちょっとついていけなくなりました、、、、。僕、さすがに母親は性的対象にはなんねえよ、、、、。4点(2003-05-21 23:57:35) 17. ルディ/涙のウイニング・ラン なんとも一途で、ひたむきな映画です。完全なスポ根ものです。それ以外のなにものでもありません。そのストレートさがいいのでしょう。あのどこにでもいそーな主人公がまたいい。ただですね、実話だから仕方ないのかもしれないけど、ちょっとよい子ちゃんすぎるかなと思われます。もう少し毒があってもいいんじゃないでしょうか。7点(2002-09-04 02:42:30) 18. ル・ブレ 便所のシーンと、コントローラーがゲームボーイだったところは笑えました。ですが、ほとんどのギャグは笑えませんでした。この映画の見せ場はなんといっても観覧車のシーンです。あのバカさ加減は今までのフランス映画にはないほどの勢いです。5点(2002-07-17 00:21:49) 19. ルパン三世(1978) ルパン三世初の劇場作品。この時代ですでにクローンをテーマにしてる、てのがすごい。笑える要素もあって楽しんだ。昔ウッチャンがやってたマモー、ミモーってのはこれの真似なんですね。6点(2002-02-22 23:08:49) 20. ルパン三世 DEAD OR ALIVE こっちも前作同様、映画自体の印象が薄いですね、、、、ルパンがなんかなく007化してませんか?5点(2002-01-07 17:04:38)
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