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1. るにん
《ネタバレ》 先ず強烈過ぎるパッケージであるが、内容は特にエロスを追求した作品では無くあれでは”客引き”と思われても仕方が無い。ただ松坂慶子が主演なのだから「火宅の人」ぐらいの濡れ場は十分可能だった筈なのに、監督奥田瑛二は全く分かっていないようだ。松坂慶子と主演男優の”極限に近い環境での愛”をしっかり描いてこそ感情が伝わってくるのだが。また折角八丈島という題材なのだから、過酷な環境での暮らしやその中での喜びをもっと描いて欲しかった。主役の男ときたら働きもせず島抜けのことばかり考えている始末、全く自分の罪など償う気も無いのである。最後のくさい演出の捕物シーンも全くどうでもいい。それ以外の篭落としの刑や島に送られてくる女性についてのエピソードなどはなかなか良かった。
[DVD(字幕)] 5点(2007-01-04 05:16:46)《改行有》
2. ルール4<TVM>
題名が「ルール」なのだが、これ程やりたい放題の映画も珍しい。3まで観た方は分かっていると思うが、前作との関連は一切なく、勝手に邦題を付けただけである。今回は”ルール”という概念からも外れており、サイコロゲームがルールとでも言いたいのだろうか。ストーリーは、金田一少年のような短編を3つ引っ付けた感じなのだが、それもそのはずで調べてみると本当にTVシリーズを3つ引っ付けただけというから呆れる。最後までドンデン返しを期待していた私はバカをみただけであった。2点(2004-01-17 01:22:48)
3. ルパン三世(1978)
「カリ城」とこの作品はどちらも最高に入る。どちらがというのはなく、凄いのはルパンの作品で2作の傑作があるということである。これ以降の作品を観ても、常人では所詮あの程度の作品しか創れないのが分かる。寂しいのは今の子供が、テレビスペシャル版をルパンと思うことである。 10点(2003-11-02 08:37:11)(良:1票)
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