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プロフィール |
コメント数 |
173 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/ |
自己紹介 |
レビュワーになって丸15年が経ちました。
14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。
「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。 こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…
そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、 今年もどうぞよろしくお願いします・・・ |
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1. ルートヴィヒ(2012)
《ネタバレ》 ルートヴィヒ2世という悲劇の美しい王の人生についてはさほど興味はなく、遠い昔に見たヴィスコンティの「ルートヴィヒ」は「美しくゴージャスだけど、なんかダラダラと長かったよな~」ぐらいの感想しかなかった私。
その私が年末の忙しいさなか何故わざわざ新橋まで観に行ったのは、それはただただ大好きなオペラ「ローエングリン」が聴きたかったから!!なのです。
そりゃもうどれぐらい好きかっていうと「もし王様だったら自分もやっぱ建てちゃうだろうなぁ、ノイシュバンシュタイン…」ってくらい。だからところどころにオペラのセリフがちりばめられているところなんてもう嬉しくって嬉しくってねぇ…ああルートヴィヒくん、君もこんなにこのオペラを愛していたんだねぇって。
……
でもまあ、それ以外は普通の映画だと思います。普通に美しいし、周囲に理解されない王の苦悩の描き方もまあ普通。
あと主人公を「平和を愛した王」みたいにに書いてた映画パンフレットなんかも、ヴィスコンティの映画に慣れたいわゆるルートヴィヒファンにはちょいシラけるかもしれませんね。積極的に「平和を愛する」っていう前向きキャラを彼に求めてる人あんまりいないと思うし。
つまり、ローエングリン好きの人なら楽しめるけどそれ以外の人は微妙って感じかな。
私は楽しめたからいいけど他人にはおいそれと薦められないということで、やっぱ点数は6点ですな。[映画館(字幕)] 6点(2014-01-24 13:07:57)《改行有》
2. ルパン三世 カリオストロの城
《ネタバレ》 この映画を観るたびに、頭を過ぎるストーリーがある。それはテレビアニメ、ルパン三世のファーストシリーズ、第11話「7番目の橋の落ちるとき」。
別に特に似ているストーリーと言うわけではない。が、共に宮崎作品特有の可憐な乙女を救うために活躍するルパンの姿た描かれているという点に通じるものがあるこの2作品なのだが、私にとってはこの「見ず知らずのカワイコちゃんを助けるために鮮やかな手並みで仕事を為し遂げる『7番目・・・』のルパン」がこういう騎士的設定で認められるギリギリの姿なのである。だから、それよりコテコテと飾り付けられてしまった感のある本作は、どうしても引いちゃうんだよね。例えばヨーロッパの姫君とか、昔助けてもらったというエピソードとか、「おじさま」という呼び方とか、銭形のあのラストのセリフとか・・・
うーん、つまりさぁ、私の愛するルパンの女性守備範囲はやはりオトナの女が基本で、16歳のウブなお嬢ちゃんはちょっとした気の迷いっつーか、ほんのつまみ食い損ねぐらいに描いて欲しかったワケ・・・まあ、「7番目・・・」が30分足らずなのに対しこちらは劇場公開の長編なわけだから内容をクドくしなくちゃならないのもわかるんだけど、やっぱロリコンのルパンなんてのは観ているとおしりがムズムズしちゃう。・・・そんなもんなので、点数もこんなんです。ごめん、勘弁しといてください。
[地上波(邦画)] 3点(2007-06-27 14:15:12)(良:1票) 《改行有》
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7 | 37 | 21.39% |
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8 | 27 | 15.61% |
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