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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. レインメーカー 原作グリシャムでそこそこの面白さは確約済み。役者はみんないい味出せる人たちばかりで実際みんないい味出してる。つまらなく作るほうが難しいくらいである。しかしマット・デイモンにしてもジョン・ボイトにしても、あるいはダニ-・デビートにしてもいい味は出しててもあまりに型にはまりすぎて面白くない。なにもかもが無難に出来あがっちゃってて魅力を感じない。唯一そそるキャラとしてミッキー・ロークがいましたが出番が少ない。コッポラに、もはや『ゴッドファーザー』のときのような重厚な演出や『地獄の黙示録』のときのような圧倒的な破綻ぶりを期待などしてはいないが、それにしたって無難すぎじゃなかろうか。無難に仕上がっているものに文句を言うのもおかしな話ですが、例えば、原作をいじくりまわしたあげくに失敗作の烙印をおされたとしても愛すべき作品というのがあるとするなら、この作品はまったく真逆の作品で、個人的にはやっぱり物足りません。、、、と思うのはやっぱどこかでコッポラに期待してたのかな。[DVD(字幕)] 5点(2006-02-16 16:15:28) 2. レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う 前作よりドタバタしてる。と言っても本人達は相変わらず静かなる男達なもんだから、ドタバタといってもなんとも緊迫感の無いドタバタなんですけど。‘いい味’という意味では前作と比べてかなり落ちているような気がします。前作から5年..あの髪の毛が少なすぎてリーゼントにできず仲間に入れてもらえなかったおじさん、ほんの少しだけ伸びてました(笑)。5点(2005-02-23 16:57:34) 3. レナードの朝 《ネタバレ》 デニ-ロがやっぱり凄い。日にあたっていない体を、寝たきりの筋肉の付いていない体を完璧につくっていました。演技は言うまでもなく「うまい」のレベルを越えている。目覚めてからのレナードの葛藤が解かるなんて、健康な自分が言うのはおこがましいのだろうけど、本当に見ていて痛々しかったし切なかった。実話をドラマチックに、またドラマチックになりすぎずにうまくつくられていると思う。 再び眠りにつくレナードに医学の限界を悲しむ気持ちと、人体の神秘に感心する気持ちと、あと他にもいろんな気持ちが交じり合い、複雑な思いが見終わった後もしばらく続きます。7点(2003-07-15 19:39:34) 4. レザボア・ドッグス 「仁義なき戦い」を思い起こさせるような荒い映像が独特な世界を造り上げている。(実際、タランティーノは「仁義なき戦い」を好んで見ていたそうです。)普通の映画でいうせいぜい30分くらいのラストシーンをひとつの映画にしたようなもんですから、中身がない!と思ってしまうところもありますが、過程の説明としての回想シーンが単なる説明とならず、非常にうまく、作品に奥行きをもたらしていると思う。そして、やはりオープニングでしょう。little green bagをバックに登場するシーンはかっこよすぎ!8点(2003-05-26 17:27:00) 5. レオン(1994) ストーリーはいたって単純でわかりやすい。なので比較的万人受けするんじゃないでしょうか。フランス映画独特の色というか雰囲気が好きです。7点(2003-05-02 16:02:27)
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