|
プロフィール |
コメント数 |
86 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
日本人なので邦画好き! 淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。 不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・
|
|
1. 聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―
《ネタバレ》 歴史をたどるというより、危急存亡の時にいかなる合理的判断が必要なのか、意に沿わぬ時にいかなる態度で望むべきかのお手本映画です。これは戦記映画ではありません。
広く、大きな視点で言うなら、原発などいらないし、それがかなわぬともあせらず、鷹揚にかまえる。
そう、原発村はまさに陸軍中央の発想です。個々の指揮官は中央にお伺いを立てながら、全力で職務に臨み、裏目となる結果となる。
マスコミはスポンサーにお伺いを立てながら右往左往。
焼け野原の風景はまさに・・・!!
宣伝は実に安直に某ヒット映画の二番煎でありますが、中身は「今」の現状で描かれています。
だから戦闘の悲惨さや、空襲の悲惨さという具体的な描写は極力省かれ、山本五十六という「個」のディティールと大局で描かれているのだと思います。
結局。この映画から感じるのは「我慢」で「我慢」でしかこの先乗り切るしかない世の中だと思います。
この監督特有の浪花節的な思想を感じます。
[映画館(邦画)] 7点(2012-01-05 01:58:53)《改行有》
|