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1. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
《ネタバレ》 後編です。いきなり決戦前から始まるのはやはり変。
DVDで続けてみたからまだ許せるが、ロードショーでパート1を見てからよっぽど思い続けてないと、いきなりストーリーに入るのは難しいだろう。
軍艦、火、その映像の迫力はパート1以上と思うので、それだけでもある程度は満足できるだろうが、パート1と両方見てやっと一つの作品となり、作品として2本分で評価すると、長すぎるて薄すぎる。
2本を1本にして、迫力のシーンは残しつつ上映時間を3時間以内にすれば、昔のベンハーとか十戒とか、ちょっと長めの大スペクタクル巨編として歴史に残る映画になったかもしれない。
また、ストーリーをもっと練って、一話ずつそれなりに完結させても、シリーズ物風になって、薄さを感じなかったかもしれない。
金だけかけて迫力だけを追求した感がどうしてもぬぐいきれない。[DVD(吹替)] 6点(2010-01-01 17:34:46)(良:1票) 《改行有》
2. レッドクリフ Part I
かなり凄い迫力の画面を作ってる。CGのみでのはなく、大エキストラを起用してのスペクタクルは、もはや中国でしか出来ないのかもしれない。
ただし、その迫力以外にはほとんど感激すべき点はなかった。
三国志ってよく知られたストーリーだけに、それぞれの登場人物の性格付けが難しいのはわかるが、あまりにも一般的な解釈の人物像しか描かれておらず、ただ歴史をなぞってるだけの薄っぺらな印象になってしまっている。
で、もっとも問題だと思うのは、パート1だけでは、ストーリーは全然完結しておらず、後編を見ないでは一つの作品として成立していない事だろう。
商業的には2回配給できるので美味しいのかもしれないが、1回で全部見せないと「映画」としては邪道ではないだろうか。
といいつつ、駄作ではなく、画面の迫力もあって、すぐにパート2を見てしまったが、、、(^^;[DVD(吹替)] 6点(2010-01-01 17:17:57)《改行有》
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