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プロフィール |
コメント数 |
250 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画史や映像技術には全く詳しくないので、単純に面白いと感じた度合いで点数をつけさせていただきます。 よろしくお願いします。 |
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1. レザボア・ドッグス
《ネタバレ》 面白い、面白いです。とにかく構成が見事で、「この中に裏切り者がいる!」という、内容によっては致命的なネタバレなんじゃないのかと思う煽り文句でさえ置き去りに、面白いと思える作品でした。ただし、ラストシーンが腑に落ちないというか、深く見せてそうでもないというか、何度か見直してあ~そういうことか、と納得する必要があるかというか・・・その一点だけが惜しい。ラストシーンまでは完璧なだけに、例えば主張としては「結局合理的な奴が得をする」「立場を超えた友情の熱さ」とか色々描けた気がするが、実際はオール無視。では何が主張なのかと言われると・・・う~んやはりもう1回見ないといけないようです。
マフィア物は苦手ですが、それは違法者集団がドヤ顔でカッコつけて問答無用の犯罪を犯しっちゃってるからであって、本作の場合は登場人物のキャラクターがかなり立っているために、全然そんなこと気になりませんでした。下ネタ多めで冒頭はガッカリ感が漂いますが、キャラクターを知った上で見るとまた一味違う。それにそもそも、下ネタなんか意に介さないような面白さがある。
「パルプ・フィクション」は私の肌に合わなかったので、初期作品にもあまり期待していなかった。それだけにこの面白さに衝撃でした。「キル・ビル」「ザ・ロック」といい、タランティーノ監督の作品はそれぞれ「単発」として観るのが良さそうですね。[DVD(字幕)] 8点(2015-12-29 04:14:48)(良:1票) 《改行有》
2. レインマン
《ネタバレ》 チャーリーの心情が変化する折り返しポイントがハッキリとわかる箇所があり、そこで一気にぐぐっと入り込めるか否かで評価がわかれそうな本作。私は入り込めなかった。それは描写の影響が大きかったと思う。兄が病院に入ったのは自分のためである。自分が心の友達と思っていたのは兄のことだった。それでチャーリーの心情が動くのはわかる。けどその他の部分が尺的にかなりの部分を占めていて、要は「もしレイモンドが300万ドルの遺産を受け継いでいなくても同じ結果になったか」「もしレイモンドに特異な才能が無くても同じ結果になったか」「もしラスベガスで大敗を喫していても同じ結果になったか」という部分にどうしても目が行ってしまう。もちろんそれらはただのきっかけに過ぎないし、こういう描写のほうがリアルなのだけれど、私が入り込めなかった理由としてかなり大きい影響があった。チャーリーの心情が変化する理由として、「事実を知った」「自分でも無意識のうちに兄への思いがあった」以外にあと一つ、あるいはどちらかの描写的な掘り下げがもう少し深ければガラッと印象が変わっていたのではないかと思う。[DVD(字幕)] 5点(2015-02-20 01:53:04)
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