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1. レスラー
《ネタバレ》 ミッキー・ロークの不器用で心優しいレスラーを見事に演じていました。
長年のファイトで全身ボロボロの上に身体にステロイドを打ちまくり、客を沸かすために事前の対戦相手との試合の段取り・・もうこれでもかとプロレスラーの生々しい姿を描かれていました。そしてリングから離れると家賃滞納、スーパーのアルバイトと過去の英雄が老い共に迎える現実の姿。試合後に見せる疲れた後姿と咳の一つ一つが痛ましく胸が締め付けられます。中盤で心臓発作を起こしたのがきっかけで疎遠の娘と子持ちのストリッパーとの仲も進んで、レスラーとして区切りを打ってスーパー勤務に専念して、ようやく普通の人生が送れるかと思いきや・・すべて崩壊・・この時の主人公の姿は中盤の凶器使用の血まみれファィトの痛々しさは比較にならないくらいでした。そして自暴自棄になり遂に自分はプロレスしかないと・・心臓に爆弾を抱えながらリングへ・・。花道を渡ると彼に声援を送る、現実世界とは比べ物にならない華やかさと熱さが伝わって、主人公も満たされた笑顔になる所は『ああっ彼はここでしか輝けないだなぁ・・』とグッときました。そしてラストでまさに自分の全人生をかけたコーナーからの飛翔でスパッと画面を黒くしてエンドロール。無駄なその後のドラマを一切流さず潔く終わらせたのは素晴らしかったと思います。あと、この映画を観た前日、2009年6月13日に亡くなったプロレスラー三沢光晴選手の満身創痍で挑んだリングで亡くなってしまった訃報を知った後だったので、どうしてもその姿と重なってしまい、ちょっと冷静に見れなくなっていたかもしれませんが素晴らしい映画である事は間違いないと思います。[映画館(字幕)] 9点(2009-06-14 17:27:08)(良:1票) 《改行有》
2. レッドクリフ Part I
《ネタバレ》 各武将達の大見得バンバン切りまくり、有り得ない戦闘シーン続出、大仰な演出、迫り来る大合戦に向けての執拗なもったいぶらせ、トドメはクライマックス前にバサッと切って後編に乞ご期待!カーッいけずなジョン・ウー様。最高です。
トニー・レオンの冷静で温かみのある周瑜が素晴らしい。
金城武の不敵な微笑みを浮かべ何を考えているか分からない孔明も負けてはおらず
各役者陣の熱演で2時間半全く飽きずに没頭出来ました!とは言いながら恐らく
コアな三国志ファンには食い足りないでしょうし、中盤の周瑜と小喬のラブシーン等は
蛇足でしたし、他に言いたい所もあるにはあるのですが
本編の熱さに比べれば些細なレベルです。
もう過剰なまでの大仰な仕上がりの本編ですが私はかなり好感を持てました。
前編だけで9点付けたい気分ですが完結していないので取り敢えず8点にします。
後編は来年四月・・待てないわ・・。
ジョン・ウー様、後編も面白いのお願いします。[映画館(字幕)] 8点(2008-11-15 16:12:43)《改行有》
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1 | 4 | 1.75% |
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2 | 9 | 3.95% |
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3 | 19 | 8.33% |
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4 | 18 | 7.89% |
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5 | 27 | 11.84% |
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6 | 15 | 6.58% |
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7 | 41 | 17.98% |
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8 | 54 | 23.68% |
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9 | 21 | 9.21% |
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10 | 15 | 6.58% |
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